好評企画、名曲百選の第6弾はCMでも数多く使用されたり、「家路」「遠き山に陽は落ちて」などの歌曲になったりと、広く知られているドヴォルザークの”交響曲第9番「新世界より」”。新世界アメリカで書かれたこの曲に込められた思いを、おなじみ青島広志さんをゲストにお迎えしてお送りしました。
作曲: A.ドヴォルザーク
編曲: 長山善洋
作詞: W.A.フィッシャー |
ヴォーカル : |
ブレンダ・ヴォーン |
指揮 : |
佐渡裕 |
演奏 : |
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
指揮 : |
佐渡裕 |
演奏 : |
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
チェコ出身の作曲家ドヴォルザークは、ナショナル音楽院の院長に招かれ1892年に渡米しました。この後、ドヴォルザークのアメリカ時代は約2年半続きますが、その最初の大作が「新世界より」と呼ばれる交響曲です。彼のアメリカでの体験や黒人霊歌、ネイティブアメリカンの音楽の要素を取り入れたこの交響曲は、1893年12月15日にニューヨークのカーネギー・ホールでニューヨーク・フィルハーモニック協会管弦楽団によって初演され、ドヴォルザークが経験したことのないほど、またカーネギー・ホールでも類をみないほどの大成功を収めました。

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