「北の国から・遙かなる大地より」
１９８１〜２００２年に放送された人気ドラマ「北の国から」の主題歌。脚本家の倉本聰氏が「ドヴォルザーク『新世界より』第２楽章のメイン・テーマ『家路』のようなニュアンスのものが欲しい」と楽曲を依頼したとか。倉本氏の自宅で第一話のラッシュを見ながら即興で曲作りした話は有名。

「道化師のソネット」
１９８０年作品。さだまさしが主演・音楽監督を務めた映画『翔べイカロスの翼』の主題歌。「ソネット」はヨーロッパの定型詩の形式。この楽曲は２００８年よりCM曲にも起用されている。

「精霊流し」
１９７４年、さだまさしが吉田政美と結成した「グレープ」のデビュー２作目のシングルとして大ヒット。「まぼろしの邪馬台国」著者、宮崎康平氏の示唆がきっかけで作られたという。また２００１年には同タイトルの自伝的小説を書きおろし、ドラマ化、映画化された。

「関白宣言」
１９７９年作品。１６０万枚というミリオンセラーとなり、この年の紅白歌合戦に出演した。１９９４年、本人によるアンサーソング「関白失脚」発表。他のアーティストによる関連作品も多数。

１９７７年、山口百恵のために書かれた作品で、この年のレコード大賞で山口百恵が歌唱賞を、さだまさしは西条八十賞を受賞した。セルフカバーのほか、福山雅治、中森明菜、平原綾香など数多くのアーティストにカバーされている名曲である。

２００８年４月に発表された、ヴォーカル・ピアノ・チェロの女性３人組ユニット「September」のシングル曲。「よく頑張ったねって言って欲しかっただけ」の詩が印象的なClassical Popsナンバー。

１９９５年、アルバム「さよならにっぽん」に収録された、さだまさしの代表的なラブソングのひとつ。「シャガールの五枚のステンドグラスの青」という歌詞にあるステンドグラスはスイスのチューリッヒに実在するそうです。