挑戦者 No.1への階段毎週土曜よる8時51分から:ナビゲーター吉瀬美智子

今回の放送

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#49 柴田亜衣 / 競泳

「同い年の北島康介君ができるのであれば、きっと私も・・・ 。」

2004年、アテネ・オリンピック。
日本選手が不得意と言われる自由形で、女子史上初の金メダルを獲得した彼女。 

3歳で水泳を始め、
いつしか日本代表の選手になる事を夢見るようになった彼女は、
大学時代ついに夢の世界大会に出場。しかし、その結果は・・・ 。

「全種目予選落ち。決勝のレースは結局スタンドで見ていたので・・・ 」
敗北感を味わいながら、観客席からただ見るだけしかできない自分。
そんな時、ある思いがわき上がります。

「これまでは日本代表になれればいいって思っていましたけれど、
世界と戦ってみたいって、強く思うようになりました・・・ 」

誰よりも多く泳ぐ・・・
彼女は限界ギリギリの練習を開始します。
「ほんとに多い時になると、朝と午後2回合わせて20qぐらい泳ぎました。」
1日5時間、いつ体が壊れてもおかしくない途方も無い泳ぎこみを続けます。

そして2004年アテネオリンピック。
見事予選を突破し、ついに決勝の舞台で世界に挑みます。
その最高の舞台で、努力に裏打ちされた彼女の泳ぎは、
最高の輝きを放ったのです。

「ベストタイムを出したのがオリンピックの舞台だったので、もう最高です。」

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