挑戦者 No.1への階段毎週土曜よる8時51分から:ナビゲーター吉瀬美智子

11月28日の放送

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#33 中田久美 /女子バレーボール

「壁が高ければ高いほど挑戦したくなる。戦いたくなっちゃうんです。」

僅か15歳で全日本入りした彼女。すぐさま天才セッターとして頭角を現します。
ロサンゼルスオリンピックでは、スピード感あふれるトス回しで銅メダルを獲得。
しかし、絶頂期を迎えた彼女に突然、悲劇が・・・

“右ひざ十字じん帯断裂”
「やった瞬間に雑巾を絞るような形に、なっちゃったんですね膝が。
それでグワーって伸びたんですよ。お医者さんからは再起不能と・・・」
50針も縫うほどの大怪我。周囲でささやかれる「引退」の二文字。
しかし彼女は・・・

「その可能性がゼロではないのなら、やっぱりチャレンジすべきなんじゃないかと!」

可能性は自分が決める。すぐさま復帰への第一歩を踏み出しました。
「ボールを触ったのは、術後12時間後です。」
麻酔が残るうちからトスの練習を始め、退院後は1日10時間にも及ぶリハビリ。

そして、ケガから10ヶ月後―。
コートには見事、復活を果たした彼女の姿がありました。その後も彼女は、不屈の精神で
女子バレー界初のオリンピック3大会連続出場を果たしたのです。

「与えられることを待っていては、絶対その夢はかなわないんじゃないかと。
やっぱり一歩を踏み出す勇気じゃないかと思います。」

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