挑戦者 No.1への階段毎週土曜よる8時51分から:ナビゲーター吉瀬美智子

11月14日の放送

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#31 内野洋平 /プロBMXライダー

「4歳の時、補助輪無しの自転車に、初めてまたがってすぐに乗れて。
お母さんがすごく驚いたって言っていて・・。」         

小型の自転車を自在に操り、技の難度や独創性を競うBMX“フラットランド”。
世界中の若者に人気のこのスポーツで、
2008年日本人初の世界チャンピオンとなった彼。

高校2年生でBMXを始め、22歳の時出場した日本選手権で、
史上最年少のチャンピオンに輝きます。
ところが、さらに上を目指し出場した世界選手権では・・

「表彰台に上がれるかなと思って行ったんですけど、
すごい奴はいっぱい居るし、コレが世界かと思いましたね。」

日本でトップでも、世界では完敗。 その時、彼はある決意をします。

「大会に出なくなったんですね。
自分で出ようって思えるまでは表に見せない。人前でも乗らなかったです。」

世界に通用する新しいオリジナルの技が完成するまで、大会には出場しない!
それから彼は、ひたすら練習だけに明け暮れます。

「練習、練習、練習してご飯食べて寝て、また練習しての繰り返し。
転んだり倒れたり、怪我とか血が出ていてもわからない。」

そして2008年世界選手権でカムバック。
ほとんどの選手が前輪での技を繰り出す中、
彼の後輪を使った斬新な技の数々に、世界は驚嘆。
見事優勝し、一躍世界のトップライダーになったのです。

「人の真似をしてもあんまり面白くない。
俺はコレっていう、俺はコレを生み出しましたっていう、
そこが最高に気持ち良い瞬間ですね。」

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