挑戦者 No.1への階段毎週日曜よる6時56分から:ナビゲーター吉瀬美智子

8月9日の放送

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#19 王 貞治 /福岡ソフトバンクホークス会長

「良い結果が出たときの快感というのは、最高に嬉しいものなんですね。
だから私の場合、嬉しさをもう一回味わいたいという、そういう貪欲さがありましたね。」

現役22年間で、積み重ねた本塁打数868。
今なお、その記録を破るものはいない、世界のホームラン王。

1959年、読売巨人軍に投手として入団。その後、打者へと転向したものの、
苦難の日々が続きます。
「球も速いし、変化球も鋭いですしね。なかなか思うような結果が出せなくてね。
悩み続けた3年間でしたね。」
厳しいプロの洗礼。しかし彼には、確固たる信念が・・・

「練習こそが、結果を残す。あんまり練習していない人は、たまたま打てたというだけだと。
ところが、しっかり練習して自分の思い通りのスイングができる人というのは、
打つべくして打ったと。自分の持っている才能を、良く磨くしかないんですね。」

練習こそが、結果を生む・・・彼は昼夜を問わず、ひたすらバットを振り続けます。
「空気を切る音が、いかに同じような音を出せるかという・・・10回振ったら今良かったのは、たったの6本しかなかったとか。そういう繰り返しでしたね。」

足元の畳が擦り切れるほどの過酷な特訓。そして誕生した一本足打法で、ホームラン王として才能を開花!ついには、世界一868本という前人未踏の大記録を打ち立てたのです。

「どんなに厚い壁も叩いてれば、段々薄くなって破れることもありますしね。
とにかくチャレンジ・チャレンジ・チャレンジですね。」

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