

「キラキラ輝く水平線を越えてみたいというのが動機・・・でも未だに船酔いに、悩まされています。」
26歳の時、一人で一度も港に寄らずヨットの世界一周を成しえた白石康次郎。史上最年少の快挙、しかしその影には2度の挫折が・・・
初挑戦は、舵の故障により9日目でリタイア。さらに2ヵ月後2度目の挑戦も、10日目にマストのトラブルにより断念。しかし失意のどん底にいた白石を再び奮い立たせたものは“仲間達の声”だった。
「地球は逃げないからとか、もう1回やろうとか励ましの声を頂いたんですよ」自分は一人じゃない・・・支援者達からの無線の声でそう気づかされた白石は、再び立ち上がり、船の修理から資金調達まで、力の限りを尽くしたのです。
そして1年後、遂に白石は世界一周という偉業を達成したのです!