On Air Plus+
2015.12.11放送
「洗練された美しさ。
6年半ぶりに登場 ビューティークリエイター RUMIKO」



RUMIKO/ビューティクリエイター
1980年にNYに渡り、メークアップアーティストの活動をスタート。アメリカンヴォーグのデビューをし、トップモデル、フォトグラファ―からの絶大な支持を受け世界的に活躍。1997年にはコスメティックブランド「RMK」を発表、15年に渡りクリエイティブディレクターを務め、ブランドを成功に導く。現在は独立し、NY-TOKYOを拠点にビューティクリエーターとして活動している。



エイミがどうしても会いたかった人…
ビューティクリエイターRUMIKOが、なんとおよそ6年半ぶりに「BeauTV」に登場!!
“美”を極める彼女が語るこれまでのライフスタイルとは…?
さらに、今回のメークレッスンは一般の女の子をRUMIKOさんが世界レベルの技で“カワイイメーク”から“キレイメーク”に変身させちゃいます!(必見ですよ!)




ゲストは、約6年半ぶりの登場となるRUMIKOさん。大人気コスメブランドRMKを作り上げた、エイミさんも憧れる美容界のトップクリエイターです!
幼いメイクから脱却してオトナ女性に!
2013年にRMKのクリエイティブディレクターを卒業し、昨年11月に35年間暮らしたNYから東京に拠点を移したというRUMIKOさん。1997年にRMKを立ち上げたのには、日本人の女性へのある想いがあったといいます。
●BONDI CAFE YOYOGI BEACH PARK/東京都渋谷区富ヶ谷1-15-2 Barbizon55
「日本の女性って肌がすごくきれいでかわいらしいのに、ファンデーションを厚塗りする方が多くて、お顔に色もないので、すごく無表情に見えたんです」。日本の女性にもっとメイクを楽しんで欲しかったと語るRUMIKOさんのアイディアブックには、いろいろなアイディアの軌跡が。
世界を見てきたRUMIKOさんは、最近の日本の女性にも少し疑問を感じているそう。「日本の方がやっている“かわいい”メイクは、かわいいんじゃなくて“幼い”んです」。もっとオトナっぽい洗練されたメイクをマスターすることで、メイクの楽しさは何倍にも広がるといいます。
オトナっぽくなるためのポイントは?
今回のメイクレッスンには、街中女子が登場。藤廣果歩さん(23)は、キレイ系のオトナメイクに憧れはあるものの、周囲が持つ自分へのイメージからその一歩がなかなか踏み出せないのだそう。「かわいいメイクというのは、アイメイクでもリップでもなく、わりとチークの印象で決まるんです」とRUMIKOさん。
藤廣さんのメイクは、ピンクのチークを頬の上のほうに丸めにぼかしていることで、かわいい印象になっているという指摘が。また、ほとんど色がないナチュラルなアイメイク、ピンクのリップもかわいい印象を後押ししています。もう少し目もとを強調し、リップをベージュにすると、ぐっと洗練された顔立ちになるとのこと。
ポーチの中身だけで街中女子が大変身!
さっそくレッスンスタート。今回は難しいテクニック一切なし。藤廣さんのポーチに入っているコスメだけを使って教えてもらいます!
まずは、RUMIKOさんからアドバイスが。「化粧品は自分の顔と思ってキレイにしましょう!」。鏡をきれいにしておくのはもちろん、ブラシやチップを使った後はいつもティッシュで拭く習慣を。1カ月に一度くらいは、石鹸で洗って乾かします。そうすることで余分な皮脂やパウダーがとれて、メイクもキレイにできるんです。
(1)アイシャドウ
一番濃いブラウンを、目頭からアイホールに向かって広げます。普段アイメイクをあまりしないと濃く感じるかもしれませんが、付ける幅は思うより太め。目を開けた時、アイホールから少し色がはみ出る程度が正解です。
(2)まつげ
いつもまつげはカールさせずに、マスカラだけ塗っているという藤廣さん。でも、多くの日本人はまつげが下向きに生えているので、カールしないと目が小さく見えてしまうんです。エイミさんのように、まつげはしっかりカールアップさせて、マスカラで仕上げましょう!
(3)眉毛
眉毛はペンシルで描いたままにせず、必ずブラシでなじませること。眉毛がしっかりある人は、アイブローパウダーでさらにナチュラルに仕上げるのがおすすめ。
(4)チーク
チークブラシも、毎回ティッシュオフしてキレイに。そのままにすると、濃くなり過ぎる原因となります。頬骨の下の溝ができている辺りから、耳に向かって斜めに入れましょう。
(5)リップ
RUMIKOさんはいつもリップを3、4本持っていて、その時々で色を変えるそう。体調や気分によって、不思議と似合う色が変わるのだといいます。かっこいいオトナメイクに仕上げるなら、ぜひベージュを。今回はアイメイクを強調したので口もとの赤みを抑え、グロスでほんのりベージュをつけて、オトナっぽく仕上げます!
(6)ハイライト
ハイライトは、頬の上やあごなどにうっすら付けると顔に立体感が生まれます。Tゾーンに付けると汗をかいたようなテカリに見えるのでNGですよ!
メイクの完成です! 同じコスメを使っていながら、印象ががらりと変わりましたね。日本の女性にも、洋服を着替えるような気持ちでもっと自由に、もっと冒険してメイクを楽しんで欲しいというRUMIKOさんの想い、皆さんもぜひ受け取ってください!