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2015.09.18放送
「秋、美髪で魅せる
毎日できる簡単頭皮&ヘアケア」



美香/AMATAオーナー、ビューティ・プロデューサー、毛髪診断士
AMATAオーナー・毛髪診断士元ファッションデザイナー。
文化服装学院を卒業後、約10年間複数のアパレルメーカーに勤務。コンテストなどで多数入賞。
それらの経験を活かして、ファッション界からの視点で“本当に自分の行きたいサロン”を創るため、私的にこだわりのエリア=「南青山」に2002年2月『AMATA』をオープンさせた。



秋のヘアケア最前線!夏の紫外線で傷んだ髪や頭皮をそのままにしていませんか?美髪のプロフェッショナル、美香さんをお迎えして、シャンプー前に行う最新の頭皮ケアや意外と出来ていない正しいシャンプー術など一挙公開!
Beauty Bookは、厚塗りファンデーションで悩める女子が、透明感を出すカバーメーク術で大変身!







この夏、太陽を浴びた分だけダメージを受けたあなたの髪、ちゃんとケアできていますか?髪のスペシャリスト美香さんに、意外とできていない日々のヘアケア、伝授していただきます!
シャンプー前には“プレオイル”を
エイミさんがやってきたのは、東京南青山にあるヘアサロン「AMATA」。多くの女優やモデルから支持されている現代の美髪の伝道師、美香さんと約1年ぶりの再会です!
●AMATA/東京都港区南青山6-4-14 INOX AOYAMA 5F
前回伺った時には、ブラシを使った簡単な頭皮ケアをレクチャーしてもらいました。皆さん、覚えていますか?
今回は、さらに身近な頭皮ケアを教えてくださるそう。頭皮は肌と同じように、紫外線のダメージや加齢によって弾力が乏しくなります。頭皮が固まると、髪の毛も細くなってしまうのだとか。そこで美香さんには、最近注目されているシャンプー前の頭皮ケア、“プレオイル”の使い方も教えていただきました。
プレオイルは、シャンプー前の乾いた状態の地肌に垂らします。手のひらを使って、圧をかけるようになじませましょう。
・AMATA/ビロードオイル アーバンアーユルヴェーダ(頭皮用)¥5,184
頭頂部に蒸しタオルを置いて、10分程度温めます。疲れの出やすい頭頂部や分け目をケアすることで、髪が元気に!
美香流! 美髪を目指すシャンプー
美香さんいわく、意外と多くの方ができていないのがシャンプー。毎日のことなのでルーティーンになりがちですが、毎日のことだからこそ、しっかり洗い残しがないようにすることが大切なんです。ここで、美髪を目指すシャンプーのおさらいです!
(1)シャンプー前のすすぎは、38〜40度程度のお湯で約1分間。髪をすくって垂直に当てるようにしながら、頭全体にお湯を通します。髪と地肌に水分が行き渡ることで、シャンプーも効果的に。
(2)シャンプー剤をまんべんなくつけ、頭皮を動かすように洗って血液の流れをよくしていきます。指は、タテ、ヨコ、ナナメに細かく動かしましょう。小さい円を描くようにすると泡立ちもよくなり、頭皮の汚れがすっきりします。
(3)生え際は汚れのたまりやすい場所なので、ジグザグに動かしてよく洗います。
(4)頭頂部は洗い残ししやすい場所。両手をクロスさせ、圧をかけて頭皮を動かすようにして洗います。
(5)すすぐ時、上を向いて流す人はえりあしに汚れがたまりやすいので注意を。逆に下を向いてすすぐ人は、おでこや生え際にたまりやすいので、しっかり地肌まで流すように意識しましょう。
美香流! より美しい髪を作るヘアドライ
乾かし方によっても、髪に変化が出るって知っていましたか? 美香さんには、今のトレンドに合ったヘアドライの仕方も教えてもらいました。
ドライヤーをかける前には、髪の毛を熱から守ってツヤを出してくれるヘアオイルを。しっかり手のひらで伸ばし、髪の毛の一本一本に薄く膜を作るように塗ります。髪の毛には表裏があるので、手で挟むようにしてまんべんなくケアしましょう。
・オーガニック ウェイ/シルク・アンド・グロー セラム¥4,860(税込)
ドライヤーは温風と冷風を使って、たっぷり空気を含ませながら乾かすのがポイント。今回使ったドライヤーは、温風と冷風が交互に出る機能がついたもので、エイミさんも使っているタイプなのだとか。
「髪の毛は温めるとやわらかく伸びて形が作りやすいんですけど、冷風にするとキューティクルがきゅっとしまってツヤも出るんです。髪の毛のふわっとした固定もできちゃう。だから、使わない手はないんです!」と美香さん。キューティクルとは、髪の表皮に重なり合うウロコのようなもの。冷風によってこれを引き締めることで、髪の水分バランスを整え、ツヤのある髪ができるのだとか。
乾かすのは地肌から。完成形をイメージし、ニュアンスをつけたい方向へ髪を動かしながら乾かしましょう。空気が入るように髪を持ちあげながら、ふんわりと仕上げます。キューティクルの目があるので、ドライヤーは必ず上から当ててください。
ヘアアイロンは、髪を傷めない160℃を目安に。動かしながら当てていくと、ナチュラルな動きが出せます。
ここで、ピンピンと立ってしまう頭頂部の気になる新生毛を抑えるプラスワンテクニック。ワックスを手のひらに伸ばして、手の温度でフィックスするようになでるときれいに収まるそう。ぜひやってみてください!
・オーガニック ウェイ/ボーホ・ポマード¥3,456(税込)
いかがでしたか? ちょっとしたテクニックで、トレンドのエアリー感があるストレートヘアが完成しました。自宅でできる、意外と簡単な頭皮ケア。毎日の正しいシャンプーとヘアドライで、皆さんも魅せる美髪を目指しましょう!