今回のゲストは、当番組ではおなじみのヘアメイクアップアーティスト嶋田ちあきさん!メイクはちゃんと目的を持ってするべきだという嶋田さんに、自分よがりにならない愛されメイクの秘訣について伺いました。
好感度の高いメイク3つのポイント
世の男性は、やっぱりナチュラルなメイクが好きなもの。でも、ナチュラル=「メイクの手を抜く」ということではないんです。まずは嶋田さんに教えていただいた3つのポイントを押さえましょう!
(1)品があってやさしそうに見える
女性は内側から品格が出てきます。メイクに品がないと、それだけで印象が台無しです。
(2)清潔感があり健康的に見える
ただキレイなだけではなく、その根底には「健康的」であることが重要。相手に不安を感じさせない肌の色や血色がポイントとなります。
(3)TPOに合ったメイク
お手本となるのは、いろいろなお客さんに接するCAや受付嬢。決して地味ではなく、ある程度の華やかさがありながら、万人に好感度の高いメイク。メイクに違和感がなく、その人に似合っているかどうかということも大切です。
多くの女性が陥りがちなミス?!
意外と多くの方が間違ったメイクをしているという嶋田さん。特に今のトレンドでは、ファンデーションの厚塗りはNG。肌に適度な抜け感があって、エレガントに。そこへリップでキュートな感じもとり入れながら…。みなさんは愛されないNGなメイク、していませんか?
【NGポイント】
・ファンデーションだけでいろいろ隠そうとして、肌が厚ぼったくなっていませんか?
・ナチュラル=ブラウンではありません。肌の色に合わないブラウン系のアイシャドウではくすんだ印象に!
・ギラギラした昔のアイシャドウでは、時代遅れな印象に!品よく光る新しいものを使いましょう。
・アイラインを強く強調しすぎていませんか?
・マスカラは根元から付いていますか?目の内側のまつ毛が上がっていないのもマイナスポイント。
・眉毛に色ムラがあったり、目尻だけ違う色に見えていませんか?
・ハッピーオーラに不可欠なチークを忘れていませんか?
・グロスのリップはもう時代遅れ!

嶋田ちあき流“愛されメイク”
いよいよレッスン開始。オンエアで教えていただいた“愛されメイク”のポイントをおさらいします!

(1)アイシャドウは「ベージュ系」!
ナチュラルな印象の目元にするために選ぶアイシャドウは、ブラウン系ではなくベージュ系。もしくはピンクベージュ系を。肌に近い色をアイホールに入れていきます。

(2)眉の下にはハイライトカラーを
眉墨だけで描こうとすると濃くなり過ぎてしまいます。眉の下にはハイライトカラーを入れて、眉を目立たせましょう。

(3)目頭の下にもハイライトカラーを
目頭の下には明るい色味のアイシャドウを。白目をキレイに見せる効果も!

(4)アイラインはまつ毛の内側に
アイラインはまつ毛の上にたっぷり引いてしまうと強すぎる印象に。皮膚を少し持ち上げて鏡を下めに持ち、まつ毛の間と内側の部分を埋めていきましょう。

(5)まつ毛の上のアイラインは細く
まつ毛の上にも細くラインを引きます。仕上げにブラシでよくなじませてください。

(6)まつ毛は根元から上げる
ホットビューラーを使ってまつ毛を上げていきます。スタジオで嶋田さんが使っていたのは、360度回転してまつ毛を根元からしっかり上げてくれる「まつげくるん」。目の内側までちゃんとまつ毛が上がると、ぱっちりした印象に!

●まつげくるん回転コーム EH-SE60/オープン価格
(7)マスカラは根元でゆする!
多くの人が間違っているのがマスカラの付け方。長さを出そうとして毛先にばかり付けている人はいませんか?マスカラは根元で左右にゆすってしっかり付け、すっと上げます。根元が濃く、毛先が細くなるのが美しい形。2度づけするなら乾いてから重ねるとダマになりにくく、ちゃんとのります。目の内側のまつ毛までしっかり付けましょう。下まつげも同じように根元で軽くゆすってから伸ばし、最後に一本一本きれいに下げます。


(8)眉のベースはうっすらと
目指すは、毛流れが見えるナチュラルなトレンド眉。まずはブラウンのパウダーでうっすら色を入れていきます。全体が均一な色に見えるよう、薄いところには濃い色を足してください。最後に眉尻をペンシルで描き足し、足りないところを埋めて完成です。

(9)少しツヤ感のあるチークを
愛され顔のキーポイントはチーク!ただし、やり過ぎはNG。形が残る付け方や、ギラギラしたものはやめましょう。色は肌に合ったコーラル系やピンク系で、少しだけツヤ感のあるものを選ぶと肌がしっとり見えます。笑った時、ほほの筋肉が一番高い位置を中心に、円を描きながら斜め上に向かってブラシを移動させてください。ブラシは大きめのものを使うと失敗がありません。

(10)下まぶたの目頭にハイライトを
目の下全体ではなく、目頭の下の三角ゾーンにハイライトを入れるのが正解!パール感があるとデコボコが目立ってしまうので、マットなものを選びましょう。

(11)リップはブラシで!
トレンドは、リップグロスよりもクリームタイプ。自分の唇をマッサージした時のような自然な色味を選んでみてください。太めのしっかりしたリップブラシで均一に塗ると持ちも良く、きれいなハリ感が。ブラシにたっぷりとって付け、多かったらティッシュオフするときれいに仕上がります。
