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公開収録の前には、歯科医師の佐藤由紀子先生の講演も行われました。佐藤先生もすごく笑顔のステキな女性ですが、実は以前番組にも登場していただいたガン専門医、南雲吉則先生のお姉さんでもあるんです。ご兄弟そろって本当にお若いですね！

今回のシンポジウムのテーマは、「お口の中からエイジケア」。みなさんは、口元でどれだけ顔の印象が変わるか、考えたことがありますか？　佐藤先生によれば、白い健康な歯が女性を美しく見せるのはもちろん、歯並びや噛み合わせによっても違いが出てくるそうです。

下の写真も、同じ人とは思えないくらい、顔の形が違っていますよね！　歯の健康を取り戻した後は、あごのラインがシャープになって、笑顔も口角が上がるようになったのが一目瞭然です。口の中の健康は、美に直結しているんですね。

会場のロビーには、人気のパナソニックビューティーシリーズが体験できるブースも設置されました。会場で佐藤先生のお話を聞いたみなさんが特に注目していたのは、音波振動歯ブラシ「ドルツ」。歯ブラシで磨くのが難しい部分まで簡単にケアできるアイテムは、忙しい現代女性の味方となってくれそうです。

今回は『VOCE』の読者の中から1000名を越える"美利き女子"が招待されましたが、等身大のジェシカさんパネルの横では、みなさん来場の記念に写真撮影を楽しんでいました。さらに、こんなキュートなゆるキャラも登場！　日本歯科医師会のPRキャラクター「よ防さん」です。YouTubeにアニメもあがっているので、気になる方はぜひチェックを（笑）。

いよいよ、公開収録開始です。　ジェシカさんの登場に、会場は一気にヒートアップ！　ゲストは講演もされた佐藤先生と、プロゴルファーの東尾理子さんです。「歯がキレイだと、幸せになれるって本当ですか？」というジェシカさんの質問に、佐藤先生の答えはYes。キレイな歯があれば、しっかり噛めて健康になり、美しい笑顔がたくさんの幸せを引き寄せてくれるのだと言います。なるほど、歯のキレイな東尾さんのご活躍を見ていても、納得ですね！

東尾さんのオーラルケアのキホンは歯磨き。お風呂の中で1本1本、奥歯まで10分以上かけて磨きあげるのが、毎日の日課なのだとか。先生も、お風呂で歯磨き派。20分以上かけてブラッシングするそうです。ジェシカさんも会場のみなさんも驚いていましたが、「本当に丁寧に磨くとそれくらいかかってもおかしくないんですよ！」と先生。だからこそ、電動ハブラシが頼もしい味方になってくれるわけですね。

ここで、歯磨きの大切なポイントをおさらいしましょう！

歯磨きは、単に汚れを落とすのではなく、だんだんと固まっていく歯のプラークをかき壊すためのものです。実は歯周病菌や虫歯菌など、歯の健康を害する菌は、空気が苦手。そのためにだんだんと固まってプラークになり、歯に悪さをするんですね。でも、それまでには12〜24時間かかるので、1日に1回、きちんと歯磨きして固まりをかき散らしてあげれば、歯の健康は保たれます。強くゴシゴシとブラッシングする必要はありませんよ！

歯磨きとぜひセットで行ってほしいのは、口臭原因の約6割を占めると言われる舌のブラッシング。舌を出し、ハブラシや電動ハブラシの専用アタッチメント（パナソニック ドルツ EW-DL32）などを使って軽く磨きあげましょう。

●ブラッシングのポイント
（1）ハブラシは歯に対して45度の角度で当てる。
（2）軽くペンを持つように持ち、1本ずつ小刻みに磨いていく（目安は1カ所につき5秒程度）。

この日、会場のみなさんが一番どよめいたのは、電動ハブラシ「ドルツ」のオーバルブラシが登場した時でした。これは、表と裏でそれぞれ内頬と歯ぐきケアができるアタッチメント。普段、意外と動かせていない口周りの筋肉をストレッチしてくれるうれしいアイテムです。内頬は指を入れてマッサージしてもOK。凝り固まった筋肉をほぐすと、口腔内の爽快感もアップします。

歯ぐきの健康のためにも、血行を促してあげることが重要なんですね。「ちょっとやってみただけで、なんだか軽くなった！」「しゃべりやすくなった気がする！」と、東尾さんとジェシカさん。先生もおっしゃっていましたが、まずは忘れがちなお口のケアを普段から意識していくことが大切です！

みなさんは、唇を自然に閉じた時、口の中の歯は上下で合っていますか？　離れていますか？　これは、上下で離れているのが正解。いつも上下の歯がくっついている人は、普段から歯を噛みしめている可能性があるんです。すると、筋肉が固まって血行が悪くなり、頭痛や肩コリの原因に。歯ぎしりや、口周りにできるほうれい線の原因にもなってしまうそうです。唇は普段、閉じて鼻呼吸をしているのが理想的。その時舌は、上あごに軽く付いているのが自然な状態です。

●歯に良い口元の状態
（1）唇は閉じる
（2）上下の歯は少し離れている
（3）舌は上あごに軽く付いている

会場では、呼吸と発声によるビューティーレッスンも行いました。みなさんもぜひ、試してみてくださいね！

●鼻呼吸のレッスン
（1）大きく鼻から息を吸う
（2）口からゆっくり吐く

くり返し5回ほど。息を吐く時は、お腹がへっこむくらい最後まで吐ききりましょう。呼吸は口元だけでなく、肌や体の代謝にもとてもたいせつなもの。一日の終わり、ベッドの中で行えばリラックス効果も期待できますよ！

●発声練習で口角アップ！
（1）姿勢を正す

椅子に座り、肩を上げ、後ろに回してストンと落とすと体がまっすぐな良い姿勢になります。

（2）腹式呼吸を行う

お腹がへっこむまで息を吐き、おなかがふくらむのを意識して鼻から大きく息を吸います。

（3）「あいうえお」を大きな声で！

口角を上げることを意識しながら、「あいうえお」を大きな声で言ってみましょう。固まった頬の筋肉を動かすトレーニングで、ステキな笑顔を手に入れてください！