On Air Plus+

2013.05.24放送

「夏メイク特集」Plus+

今日のテーマは夏のメイク! 軽やかなファッションに身を包むこれからの季節は、合わせて顔も涼しげメイクにチェンジしたいところ。でも、皮脂によるメイク崩れや、紫外線が気になってくる頃でもありますよね。そんな悩みをすべて解決して、おしゃれに夏を楽しみたいみなさんのためにお迎えしたのは、メイクアップアーティストの室岡洋希さん。どんなお話が伺えるのか、楽しみです!!


夏はメイクも衣替えを!

「冬は洋服も着こむので顔が少し重くなっても目立ちませんが、夏は露出が増えるので、厚化粧だと顔だけ重くなってフレッシュに見えないし、老けて見えちゃうんですよ!」と室岡さん。ジェシカさんも「なるほどねー!」と声をあげていましたが、メイクにも衣替えが必要だなんて、みなさんは意識したことがありましたか?

夏は皮脂や汗でメイクが崩れやすいということは、多くの方が意識しますよね。そこで「メイク崩れを防ぐにはどんなコスメがいいんだろう?」ということばかり気にしますが、そもそも根本的に、「夏のメイクは厚塗りしない」が鉄則なんです!

実は夏の肌も、クーラーや紫外線にさらされたり、汗をかくことで乾燥しがち。乾燥するところと皮脂が出るところとの差が激しいので、厚塗りすればするほど崩れやすくなって、よれて線になったりと悲惨なことに…。服が薄着になる分、首やデコルテ、腕などがよく見えて、顔と体の肌トーンの差が明白になってしまうのも、厚塗りメイクのマイナス面です。メイクを薄くできれば、化粧崩れもしにくく、直しやすいので、いいことずくめ! これは、実践しない手はないですね。

厚化粧はおしゃれじゃない?

そうは言っても、「薄化粧なんて自信がない。おしゃれにちゃんとメイクがしたい!」なんていう方もいるのでは? でも、夏にメイクを厚くするのは、かえっておしゃれじゃないんです。日本と違って海外では、日焼け止めとポイントメイクくらいで街を闊歩する女性も多いそう。ジェシカさんも、オフの時はほとんどファンデーションを塗らないのだとか。「そういうのはすごくステキです。かっこいいし、リアル感もありますよね!」と室岡さんもおっしゃっていましたが、「薄いメイクは"抜け感"があっておしゃれ!」というのはおふたり共通の意見でした。

紫外線対策も、メイクを厚塗りするのではなく、しっかり日焼け止めを塗った上で、気になるところだけをコンシーラーでカバーするなど、とにかく薄く薄くを心がけることが大事。メイクを直す時は、そのまま上に乗せるのではなく、崩れたところを一度オフ。何もついていないスポンジやティッシュで拭きとってからメイク直しをするだけで、仕上がりがまったく違ってきます。

オンエアでは、室岡さんプロデュースのコスメもご紹介しました。美容液と下地、ファンデーションが1つに集約されて、長時間潤いが持続する夏の肌づくりの味方、「ラックメイキン」。毛穴や色ムラまでカバーするパウダー「ブライティングヴェール」。また、肌とパウダーをなじませるのに重要なブラシも。ジェシカさんも「これ、すごい!」と感動していた「xrire(エクスリール)」、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね。

・エクスリール/ラックメイキン/SPF30PA++/\5,250(税込)
・エクスリール/ブライティングヴェール/\4,725(税込)
・エクスリール/パウダーブラシ/\3,150(税込)

肌の質感を活かした夏メイク

あくまでも重くしないのが夏メイクのキホンですが、それがそのままパンチのないぼんやりした顔になってしまったら嫌ですよね。「夏の日差しの下でも、イキイキした軽やかさのあるハッピーなメイクがおすすめ!」という室岡さんに教えていただいた、夏のメイクテクニックをおさらいしましょう!

(1)ベースは薄く仕上げる

ファンデーションなどベースの部分は、気になる部分だけコンシーラーを使うなどして薄く仕上げます。

(2)始めに顔の血色感から作る

まずはチークから。あとでアイメイクを仕上げることで、バランスが調整しやすくなります。微笑んだ頬の高い位置に、円を描くように入れていきましょう。

・ソニア リキエル/フレッシュジェルブラッシャー02/全4色/\3,360(税込)

(3)アイシャドウは単色のみ

アイシャドウはグラデーションなどにはしないで、単色のみ。ツヤと質感でおしゃれに演出します。ムラにならないよう、少しずつ馴染ませながら、リキッドカラーをアイホール全体にのせていきましょう。

・レ・メルヴェイユーズ ラデュレ/クリーミィ アイカラー02/全6色/\4,200(税込)

(4)マスカラは根元からしっかり

マスカラは根元からしっかりつけます。目を開けた時にまつ毛の先端がアイラインの上にくるようにすると、目がイキイキしてきます。下まつ毛も自然に仕上げましょう。

(5)アイラインはまつ毛の間だけ

アイラインは強過ぎないよう、控えめに。下から軽く、まつ毛とまつ毛の間だけをうめていきます。

(6)眉は眉マスカラだけで仕上げる

眉はしっかり描いてしまわずに眉マスカラだけで仕上げると、やさしく自然な印象になります。

・ケイト/アイブロウカラーN BR-1/\840(税込)

(7)リップは直塗り

リップはイキイキとした明るい色を。直付けして、ラインをはっきりさせずにふわっと仕上げていきます。

・シャネル/ルージュ ココ シャイン 78/\3,780(税込)

(8)プラスαの遊び心を

7まではキホン。アイメイクのポイントに、目尻の部分だけ色を足してあげたりすると、またいろんな色で遊ぶことができますよ。

いかがでしたか? 夏メイクの主役は"ヌケ感"。厚ぼったいコテコテメイクは明日から卒業しましょう!

放送未公開動画

次回のBeauTV〜VOCE〜は、先日行われた歯の健康シンポジウムでの公開収録の模様をお届けします。ゲストは歯科医師の佐藤由紀子さんとプロゴルファーの東尾理子さん。お口の中からエイジケア、お見逃しなく!!