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Opening Questionは、みなさんわかりましたか？　「女性らしいラインとは『くびれ』のある体である」。ジェシカさんも、「ただ痩せている体より、しっかり筋肉がある引き締まった体がキレイだと思う！」と言っていましたが、女性の体に必要なのは、やっぱりメリハリ。ただ細ければいいのではなく、締まっているべきところがちゃんと締まっていることが大切なんです。そのためには、運動をして体作りをすることが欠かせません。「トレーニング」というとどうしても二の足を踏んでしまう方に、池澤さんからもアドバイスをいただきました。それは、「痩せることや体を鍛えることそのものを“目的”にしないこと」！

体作りはそのものが目的ではなく、あくまでも実生活に役立つ体になるための“手段”。その先に、「しっかり体力をつけて、仕事もバリバリこなせるようになる！」など、具体的にこうなりたいという目標があってこそのトレーニングなんです。あるカメラマンの方は、「ぱっと美しいものを見た時に、そこへカメラを向けられる体」を作るために、池澤さんのジムに通っているのだとか。その方は同時に動体視力も鍛えているんだそうです。面白いですよね。自分にとって本当に必要なものは何なのか、それを明確にしてトレーニングにとり組むことができたら、モチベーションも大きく変わってきそうです！

ミスユニバースジャパンのファイナリストにボディメイクをされている池澤さん。美の話題は尽きません。撮影の合間にうかがった世界基準のキレイな体の作り方についてのお話も、とっても意外なものでした。

たとえば、日本の女性はとにかく顔を小さくすることに必死になりがちですが、それは欠点を隠すマイナスの発想ですよね。海外ではその逆で、"足し算"のボディメイクを実践するのだとか。顔を小さくするのではなく、肩の肉をしっかりつけることでバランスをとる。欠点として隠すのではなく、個性を伸ばしていくという発想です。視点が変われば、その体作りも方向性がまったく逆になるんですね。体づくりの奥深さを感じました！

オンエアでは、基本の呼吸法やリンパの流れを促してむくみを改善する方法、体幹を鍛えるトレーニングの方法まで細かく教えてもらいましたが、みなさんも試してみましたか？　スタジオでも、池澤さんとジェシカさんが実践するのを見ながら、腕を回したり背筋を伸ばしているスタッフがちらほら。ジェシカさんも「気持ちいいですね！」と言っていましたが、スタッフも皆、本当に気持ちよさそうにしていました（笑）。

体幹がしっかりしているかどうかの見極めポイントは、椅子に座った時にきれいな姿勢が保てるかどうか。ジェシカさんは池澤さんも驚くさすがのシルエットでしたが、みなさんはいかがでしたか？

池澤さんによれば、女性の体型の悩みで今特に多いのは、「お尻」と「二の腕」。お尻は、内ももに筋肉がないことや、あまり歩かない生活などが原因です。横に出っぱってきてしまったり、垂れてしまっている女性がとても多いのだとか。二の腕のたるみは、女性の永遠のテーマですよね（笑）。

ここで、オンエアでもご紹介したキレイなヒップラインの作り方と、二の腕引き締めトレーニングのおさらいです。手軽にできるので、ぜひ試してみてくださいね！

キレイなヒップラインに！

（1）つま先を外に向け、足を肩幅より広めに開いて立ちます。

（2）手は胸の前に組み、まっすぐ前を向いてお尻と腰を下に落とします。この時、内ももを意識しながら、股が地面と平行になるように意識してみてください。また元の姿勢に戻り、これをくり返します。

●二の腕のたるみ改善！

（1）ソファーなどに片手と片足をつきます。もう片方の手には、ペットボトルなど、お家にあるものをダンベル代わりにして持ちましょう。

（2）肩から肘までを床と平行にしながら、上下運動をします。

番組では、トータルワークアウト式の食生活についても解説していただきました。本当にキレイな体を作るためには、食生活の改善も必要です。せっかくトレーニングをしていても、食生活によってはがっちりした体つきになってしまうこともあるとか。気をつけたいですね。

トータルワークアウト式食生活では、3大栄養素の「タンパク質」「糖質」「脂質」のうち、体の回復や補修に使われるタンパク質をできるだけ多くとるように心がけます。逆に、糖質のものは控えめに。体のエネルギーになるのは糖質と脂質ですが、メインで使われている糖質の量を減らすことで、サブのエネルギーとして貯蓄されがちな脂質が効果的に使われるそうです。

●タンパク質の多い食材

・鶏肉の皮を省いたもの
・卵の白身
・魚介類

池澤さんからは、「食生活は1週間単位で考えるといいですよ！」とアドバイスをいただきました。「今日食べ過ぎたな」と思ったら、2日後くらいに控えればOK。1週間の中でメリハリをつけて良いなら、ガマンし過ぎずに続けていけそうですね！　ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。