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ヘアメイクアップアーティストとして20年以上パリコレで活躍してきたEitaさんが、今年特に注目しているのが「リップ」。これまで主流だったアイメイクではなく、“リップを主役にしたメイク”というのは、あまり聞き慣れない気がしますよね。みなさんは意識したことがありましたか？

Eitaさんによれば、今年は各ブランドがリップにすごく力を入れているのだとか。鮮やかな色合いに加えて、保湿力や光沢感などを兼ね備えたアイテムが豊富にそろっているそうです。スタジオで紹介していただいたEitaさんおすすめのリップも、春らしいきれいな色が並びました。

番組でご紹介したオススメリップはこちら！　気になるリップはありましたか？
・SUQQU／クリーミィ グロウ リップスティック モイスト／EX-08（コーラルピンク）／￥5,250（税込）
・イヴ サン ローラン／ルージュヴォリュプテシャイン／No6（ピンクインディヴォーション）／￥3,885（税込）※2013年4月19日発売
・M・A・C／ミネラライズ リッチ リップスティック／アターリー デリシャス（オレンジ）／￥3,570（税込）
・ルナソル／フルグラマーリップス12（シャイニー コーラル リップ）／￥3,150（税込）

今日のテーマは「リップ」ですが、ジェシカさんはもともと、目元よりリップをメインにしたメイクが多いのだとか。プライベートでも、目元はほとんどノータッチ。ただ、スッピンでもリップだけは絶対に欠かさないそうです。Eitaさんも、「いつもすごくかわいいリップをつけてるよね！」と、ジェシカさんのメイクには一目置いているようです。

仕事で何度も一緒になったことがあるというEitaさんとジェシカさん。撮影の合間もふたりで盛りあがっているところをパチリ。ちなみに本日のスイーツは、かぼちゃとクリームチーズのアメリカンマフィンです。合わせてマスカットティーを。「わぁ、いい香り！」と、おふたりも湧いていました。実はBeauTV、テレビ画面からはお伝えできないこんなところにまでこだわっているんですよ（笑）。

Eitaさんがリップを推すのは、今トレンドの「肌を美しくみせる」メイクにもつながるから。発色のきれいなリップと肌とのコントラストが、細胞のすみずみまでしっかり潤いに満ちた肌の美しさを演出してくれるわけですね。「真っ赤なリップをつけると、肌がワントーン明るく見えて、歯も白くきれいに映えると言いますよね」というジェシカさんに、Eitaさんもうなずいていました。なるほど、リップにはそんな効果もあるんですね！

ただし、リップを主役にするためには、単なる足し算ではなく“かけひき”が大切。足し算ばかりでは、老けこんだ古い顔になってしまう危険が…。Eitaさんは、「1：1：8」の法則を基本にしているそうです。
その内訳は？

1：アイメイク

目元はシンプルに。不安な方は、アイライナーややわらかいペンシルでまつげの間を埋める隠れアイラインを入れましょう。あとは、ビューラー＋マスカラ1度塗りで十分。色を足すのはNGですよ！

1：チーク

チークは、アイメイクとリップをつなぐ橋渡し。メイクのバランスをとる存在です。ほどよくあっさりと仕上げましょう。赤いリップには、薄いピンクがオススメです！

8：リップ

本日の主役！　思いきった素敵な色を選びたいですね。Eitaさんによれば、「唇の色味は人それぞれ。見た目とつけた時の発色は違うので、まずは唇にのせてみましょう！」とのこと。店頭でいろいろ試させてもらって、自分の肌が白くイキイキと映えるポジティブな反応が表れるものを選ぶといいそうです。お店のBAさんにもアドバイスを聞いて、ぴったりな自分色を見つけたいですね。

「唇にリップをつけるしぐさも、女性らしくてかわいいですよね！」とEitaさん。リップで自分を演出できるのも、女性だけの美の特権です。

ここで、Eitaさん流リップメイク3カ条のおさらいです！

（1）リップは直付け

リップブラシできっちりラインをひいてしまうと、少しクラシカルな古いメイクに。あえてラフにつけるのが、今を感じさせるポイントです。あとで拭きとるので、はみ出してもOK。アウトラインを曖昧に塗っていきます。

（2）指の腹でタッピング

中指でタッピングしてリップを唇に定着させます。馴染みや色持ちがアップして、余分な油分もとれるので一石二鳥なのだとか。

（3）リップラインは綿棒でぼかす

最後に、綿棒をリップラインに当ててぼかします。この時、1ではみ出したところも拭きとってください。

この塗り方なら、唇の上下が合わさる部分が一番濃く、そこからリップラインにかけて自然なグラデーションができるはず。唇にふっくらと立体感が出て、肌なじみもよく仕上がります。今日から実践できる簡単テク！　みなさんもぜひ実践してみてください。