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「激論!沖縄の怒りと日米安保 第2弾」
 今、新しい「日米安保」の姿が見えてくる!



昨年、沖縄で起きた「少女暴行事件」から、まもなく1年が経とうとしています。この事件が日米関係にこれほど大きな波紋を及ぼすとは、その当時、誰が予想し得たでしょうか?

事件をきっかけに開かれた「10・21県民総決起集会」には、およそ8万人の沖縄県民が集い、「沖縄からの米軍基地撤廃」の思いを訴えました。沖縄県民の「反基地運動」が盛り上がりを見せる中、日米両政府は、安保再定義を直前に控えた4月12日、急遽「普天間飛基地の全面返還」を合意し、「日米地位協定の見直し」にも着手しはじめました。今、沖縄を中心に日米の関係が大きく変わろうとしています。 一方、今月28日には、大田沖縄県知事を被告とした、代理署名拒否に対する最高裁判決が出され予定になっています。また9月4日の少女暴行事件からちょうど1年を迎え、その直後の8日には、米軍基地の整備縮小と日米地位協定の見直しについて、都道府県レベルでは初めての県民投票が行われる予定になっています。

この10月に招集される予定の臨時国会が、別名「沖縄国会」といわれるように、この秋から来年の春にかけて、沖縄と日米安保をめぐって国政の場で、様々な議論がなされることでしょう。来年の5月には、12施設、地主3001人分の土地使用が期限切れを迎えます。これを迎えるにあたって予想される混乱を回避すべく、「特別立法」の動きもささやかれ、事の次第では、この問題が引き金となって、衆院の解散総選挙にまで至るのではないか、という声もあります。

沖縄を巡る問題は、単に基地問題だけにはとどまらず、日本の内政、外交にとってひとつのエポックメイキングとなることでしょう。 そんな沖縄を取り巻く状況の中、「朝まで生テレビ!」では、スタジオに沖縄からもパネリストをお招きして、戦後処理問題の一つとしての「沖縄の抱える問題」をどう解決するのか?これからの日米関係と「日米安保」はどうなるのか?日本の安全保障はどうあるべきなのか?「極東有事」は、本当に起こりうるのか?など、徹底的に討論したいと思います。


今回のパネリスト
顔ぶれと横顔紹介
  朝までnamadas
「安保」の姿が見えてくる


表紙

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