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歴代『相棒』出演者に突撃インタビュー!

  Reported by 宇佐美佑果
 

社内を歩き回っていると、至る所にこのポスターが!



社内の色々な場所に!
          
アトリウムにも!


ついに、来月に迫って参りました!

「相棒」の新作映画『相棒シリーズ X DAY』公開日が!!!

アナウンス部にも相棒ファンは多いのですが、
その中でも、入社前から相棒に対してとても熱い想いを持っていたアナウンサーがいます。
そう、本間智恵アナウンサーです!



そして実は本間アナウンサー、今回この『相棒シリーズ X DAY』になんと、
出演しているのです!

この映画出演を「5年目にして叶った夢」と語る本間アナウンサー。
映画に対する大きな想いを直撃しました!

 

― 大好きな「相棒」から出演のオファーをもらった時のお気持ちはいかがでしたか?



本間アナ

ついに来たな!という感じでした。(笑)
実はずっと前から相棒が好きという事は言い続けていて、1作前の『相棒−劇場版II−警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010年公開)の時は、そのPRの仕事等をさせてもらっていました。

いつか本編か映画に出たい!という想いはずっと持っていました。

今回映画の出演依頼の相談をしに相棒のプロデューサーがアナウンス部に来た時に、たまたま「はい!やります!」と立候補をしたら、見事に決まったのです♪(笑)。


― 大分思いきりましたね(笑)。嬉しい気持ちをまず誰に伝えましたか?



本間アナ

母親ですね。母親も大の相棒ファンで、私が大学生の時から一緒に相棒を見ていました。


親子揃っての相棒ファンなのですね♪
それはお母様も嬉しいですよね!!

― ところで、今回本間アナウンサーはどんな役柄なのですか?



本間アナ

アナウンサー役で出演しました。だからこれといって特別な事をしたという実感はないですけど、映画の中で使われているニュースの原稿を作る段階で「こういう言い回しの方がいいのではないか」というアドバイスはさせていただきました。


― 実際に役をやってみて、どう感じました?



本間アナ

映画やドラマで役者さんがアナウンサー役をやり、リポートをされている事も多いですが、一応本当のアナウンサーがアナウンサー役をやる事で、より「リアル」な作りになるのではないか、と思いました。というか、そうなっていたらいいなぁ、と思っています。

とにかく、テレビ朝日の看板番組の相棒の映画に携われて凄く嬉しいです!


― 映画はもうご覧になられましたか?



本間アナ

実は出来上がった映画をまだ見ていないのです!
本当に一ファンとしてこの映画を楽しみたかったので、ニュースのシーン以外は台本も読んでいないのです!

編集の関係でまだ何シーン出ているかはわからないのですが、それも見てからのお楽しみという事で☆


― えっ内容は気にならないのですか!?



本間アナ

気になりますよそれは(笑)。


そうですよね(笑)。
いやぁ、そこまで我慢するのは相当凄いです。
私だったら無理かもしれません・・・

― ちなみに、役をやってみて一番難しかった事は何でしたか?



本間アナ


ん〜そうだなぁ・・・




本間アナ

同じニュースの原稿を何度も読んだ事ですね。全部で3回くらい読みました!

ドラマってやっぱりカットを変える物が多いので、ニュースでも色々な角度から撮るようです。読むスピードも、速く読んだり遅く読んだりと、スピードを調整しました。普段ニュースを読む時よりも、「よりニュースっぽく見えるように」を意識しながらやりました。


― 撮影現場はどうでしたか?



本間アナ

撮影所が東映の大泉スタジオという所で、
過去に何度か取材で行った事はあったのですが、やはりスタジオに入って仕事をするとなると、全然違いました!凄く面白かったです!

勿論私が入ったセットはニュースセットだけだったので、他のセットに入ってはいないのですが、東映の撮影所で撮影した、というだけで凄く想い出深かったです!

実際にカチンコを鳴らしているのを見た時は「おっカチンコ!」と感動しました(笑)。

「スタート!」と監督が叫び、カチンコで「カチ」と鳴って、原稿読み終わってから「カット!」があって、「おぉ監督!」と思いました(笑)。


今回、本間アナウンサーの撮影風景の写真を入手しました!
男性アナウンサー役のエキストラの方と2人で映っているところです☆


      

色々な報道シーンがあったようですね!
写真からも緊張感が伝わってきます。

― 最後に、一出演者として、視聴者の方に一言お願いします!



本間アナ

えっこれは私が言ってもいいのでしょうか(笑)
私もまだ作品を見ていないので、どう仕上がるのかめちゃくちゃ楽しみです!(笑)

今回の作品はいつもの相棒の二人ではない二人が主役ですが、
相棒ファンにとっては伊丹さんが活躍する所が楽しみでもあるし、
初めて見る人にとっても重厚なサスペンスになっていると思いますので、私と一緒に楽しみましょう!!
私を映画中に発見したら「ニヤッと」して下さい(笑)
そして出来ればエンドロールまで座っていて頂けると嬉しいです☆


早くビックスクリーンで本間アナウンサーの「ニュース読み」が観たいです!


・・・ちょっと待ったぁあああ!!
「相棒愛」なら私も負けません!
テレビ朝日への入社を「相棒の局に入った!」と語ってくれた、相棒が大好きなこのアナウンサー☆
そう、矢島悠子アナウンサーです!


矢島アナウンサーは、相棒ファミリーでの歴史がとても長く、なんと入社1年目に、相棒の主演をされている水谷豊さんにインタビューして以来、多数の相棒出演者にインタビューをしてきたのです!

そして矢島アナウンサーも、1作前の映画『相棒−劇場版II− 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010年公開)に出演していたのです!

本間アナウンサーとは違い、矢島アナウンサーは「記者」役として登場していたのですが、本人に当時の事を振り返って頂きました。

― 初めて出演が決まった時、どういう心境でしたか?



矢島アナ

ドッキリかと思いました!そんなに嬉しい話なんてあるのか!?と思いましたね。
知った瞬間、まずは母に報告しました。母も昔から相棒の大ファンで(笑)。


本間アナウンサーも矢島アナウンサーも、親子揃って相棒のファンなのですね!
「相棒にハマるDNA」があるのでしょうか?(笑)

ところで、アナウンサーがアナウンサー役以外の役柄に挑戦する事って珍しいですよね。

― 実際に挑戦してどうでした?



矢島アナ

記者さんとは普段接しているので、それをイメージして臨みました。
でも凄く緊張していたので、隣のエキストラの方に「緊張して何も出来ません!」と伝えたら、「自分が本当に記者だったら、この状況では明らかに怒りを感じるだろう?そのままの気持ちでやりなさい!」と言われて、「なるほど!」と思ったのです。

俳優さんや役者さんとして「演じる」という意識よりも、記者としての「怒り」を感じる、と考えた方が自分の中でやりやすかったので、「演じる」ではなく、「ストレートに怒りをぶつける」という意識でなんとか撮影を乗り切った覚えがあります。


確かに、普段演じる事をしていない人が、
いきなり演じるというのは物凄く難しい事ですよね。
そのエキストラの方、的確なアドバイスですね!

― 凄く緊張をされていたという事ですが、撮影でのハプニング等はありましたか?



矢島アナ

まず、緊張し過ぎて撮影前日は全然寝られませんでした。
撮影当日は物凄く暑い日だったのですが、緊張し過ぎてその汗さえも止まりました。

セリフも、たった一言なのに覚えられなくて・・・記者の役だからメモ帳を持っていたのですが、そのメモ帳にセリフを書かないと、いられないくらいでした。

でも、とにかく楽しかったです。凄く楽しかった!


緊張し過ぎて頭が真っ白になる事、新人の宇佐美には耳が痛い話題です(笑)
勿論矢島アナウンサーの状況とは比べものにならないですが・・・
それにしても、当時の緊張と興奮が言葉の節々から伝わってきます!
そこで、どうしても気になるのですが・・・

― その覚えられなかった、セリフの一言とは何だったのですか?



矢島アナ

あれ、何だっけ!?ごめんなさい、今話していたらあまりに興奮してど忘れしちゃって・・・(笑)でも、「それは正しいのですか?」というようなセリフで、警察を問い詰めるシーンでした。


今でもど忘れされちゃうちょっとお茶目な矢島アナウンサー、可愛いです♪
そんな矢島アナウンサーの表情やお話から、本当に相棒への愛が伝わってきます。



― 撮影中に一番難しい、と感じた事は何でしたか?



矢島アナ

アナウンサーは最初に一番いい物を出す為に訓練されているけど、ドラマや映画は全然求められる形が違うので難しかったです。
ドラマや映画も、アナウンサーと同じくいい物を出すのだけれど、同じ内容の物を色々な角度から撮るから、10回同じ質の物を出さないといけないので、本当に難しいです。

よく生放送とかで役者さんにお会いすると、「生放送をやるのって凄いですね」と言われるけど、同じ物を10回出す事こそ本当に凄いと思う。

俳優とアナウンサーの業界って違うんだなぁ、と改めて驚きました。


本間アナウンサーも矢島アナウンサーも、この「何回も同じ事を繰り返す」事が難題だったと語ってくれました。

確かに普通に生活していて、「一番いい物を何回も繰り返してやる」という事はしないですもんね・・・俳優さんって本当に凄いです。


・・・と、ここまで、
相棒の映画の最新作、そしてその前作にも触れてきましたが、実は大ヒットを記録したあの1作目にも、総勢4人のアナウンサーが出演していたのです!

映画1作目『相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(2008年公開)では、マラソンの実況役を田畑祐一アナウンサー、表彰式の司会役を下平さやかアナウンサー、そしてマラソンランナー役を勝田和宏元アナウンサーと島本真衣アナウンサーが演じました!

そこで、マラソンの実況という大事な役をされた、「アナウンス部の3大相棒好き」の1人でもある田畑アナウンサーに、気になっていた事を聞いちゃいました!




宇佐美アナ

撮影当時(2007年)は23年目だった田畑アナウンサーですが、私からすると、入社23年目では怖い物、難しいと感じる物はないのではないか!?という風に思ってしまいます。

そんな田畑アナウンサーでも、映画に出演して「難しい」と感じた事はあったのですか!?



田畑アナ

それはありますよ!中継車からマラソンの実況をするアナウンサーの役だったのですが、マラソンには何百人ものエキストラの方、そして現場には大勢のスタッフがいたので、自分が失敗すればその何百人もの人に迷惑を掛けてしまう、という気持ちがありました。
「絶対に失敗してはいけない」という1発撮りのプレッシャーが、やはりありましたね。

後は、普段スポーツ等の実況ではいつ何が起こるかわからない中、映画の台本では流れが全て決まっているので、その台本の内容がナレーションっぽく聞こえない様に、実況っぽい喋り方を意識しましたね。


確かに、「内容が決まっている実況」なんて聞いた事ないですよね!
そして何百人を前にして喋るプレッシャー・・・想像出来ないです。
アナウンサーの時とは違った緊張、という事で、入社23年目の田畑アナウンサーでも緊張してしまう程、現場の迫力が凄かったのだろうな、と思いました。

 

よく考えると、アナウンス部と深〜い関わりを持っていた相棒シリーズ!!

この度、4作目の映画はいよいよ来月公開!!

 

『相棒シリーズ X DAY』

3月23日(土)全国ロードショーです!

 

是非本間アナウンサーを映画の中で探してみて下さい☆


 

そしてなんと、今日から2週間後の2月27日(水)には、相棒のレギュラードラマ放送で、
今回の『相棒シリーズ X DAY』の主演を務める田中圭さん演じる警視庁サイバー犯罪対策課・岩月彬が初登場します!

これも見逃せないですね!

「相棒 season11」のドラマも毎週水曜日夜9時から放送中ですので、
是非ご覧下さい!


 

このコーナーのバックナンバーはこちらから
 
<このコーナーは清水俊輔と、 3年目の菅原知弘寺川俊平森葉子と、
2年目の斎藤康貴青山愛 と、
1年目の宇佐美佑果久冨慶子が担当しています。
 
    
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