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  Reported by 清水俊輔


バンクーバーオリンピック出張組も無事帰国したアナウンス部。
春の足音近づく中で、フル回転する男達がいました。

間もなく入社15年目を迎える同期コンビ、川島淳アナウンサー古澤琢アナウンサー。この2週間、この2人は「教える男達」として奮闘していたのです。

この4月にANN系列の各局に入社するアナウンサー達を対象にした研修で、
幹事を務めていたのがこの2人。



教える男達


見つめる男・川島淳

チェックする男・古澤琢


これまでもアナウンサーズの中で研修を取り上げたことはありましたが、
いずれも研修生たちにスポットを当てたものでした。
今回は教える側にスポットを当て、アナウンサーの別の顔をご紹介します。

まずは講義中の2人の姿から。



指示する男

教壇に立つ男


研修幹事の仕事とは、講師として技術を教えるだけではありません。
講義を行う場所の確保、原稿の準備、それぞれの講義を受け持つアナウンサーへの連絡、
VTRの準備、生徒たちが毎日書く研修日誌のチェック・・・。
やらなければいけないことは膨大です。



研修日誌を読む男

原稿・研修会場の鍵・残り時間カンペ


デッキを準備する男の後姿

川島さんから講師へのメール


カメラをセットする男


そんな2人に、研修幹事について聞いてみました。

研修幹事としての苦労は何でしょうか?



川島淳アナ

毎年、寛容力と忍耐力テストです!


古澤琢アナ

与えられた時間で結果を出させなければならないというプレッシャー。
自分がやるほうがよっぽど楽です・・・。


逆に研修幹事として喜びを感じるのはどんな時ですか?



川島淳アナ

悩みと悩みが化学反応を起こし、突然、急激に成長する研修生がいること!


古澤琢アナ

教えたことを吸収し結果として見せてくれた時。
いつも心の中で「ガンバレー」とエールを送っています


「教える」ということの難しさとは?



川島淳アナ

誤解と曲解のオンパレードに、アナウンサーとしての自信が揺らぎます・・・。


古澤琢アナ

皆に分かるように言っているつもりが思ったように理解してもらえなかった時、「言い方が悪かったのかなぁ・・・」とへこんでます。


アナウンサーは、分かりやすく伝えるのが仕事です。
その中で、これから社会人になる研修生達への言葉の選び方、伝え方に苦労しているそうです。
人に教えるということは、
言葉を操る我々アナウンサーにとっての原点なのかもしれません。

重圧、忍耐、時折訪れる喜びの中、
教える男2人は、挨拶、報告の仕方、日常生活など、
社会人としての振る舞いも叩き込んでいきます。
1日の研修が終わったあと、研修生全員を前に話をする2人の姿は、
まさしく頼れる兄貴達。



語りかける男達の2つの背中


ある日の研修後、1人の研修生が時計の電池が切れて困っていました。
彼女は東京に住んだことがなく、どこで直していいのやら困っていました。
すると2人は、どこで直せるかを調べ、お店に直接電話をし、
さらにその場所に行くための電車の乗り換えルートまで、丁寧に教えてあげていました。

最後にもう1つ。
この2人、何がすごいって・・・。



画面の中の男


その30分後、画面の中の男


そう、皆さんご存知の通り、やじうまプラスの担当です。
早朝から生放送を担当し、終わると研修に突入、
怒涛のスケジュールをこなし気づけば外は暗い・・・。

そしてまた翌朝の生放送に備えて、
わずかばかりの休息のため帰宅の途につく男達なのでした。

兄さん達、ご苦労様です。

その思い、研修生たちに必ずや伝わっていることでしょう。

 
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<このコーナーは清水俊輔と、2年目の竹内由恵本間智恵八木麻紗子
1年目の板倉朋希三上大樹宇賀なつみ加藤真輝子が担当しています。>
 
    
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