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  2001/4/10 本当にあったおかしな話「春眠」
いやあ、今、仮眠室で寝ていたんだけれど、ニュースに間に合わない夢を見たんだ!

武内絵美
  川島さん、どうしたんですか?顔が真っ青ですよ。  

「悪夢だ・・・」と叫ぶ川島淳アナ。

川島淳
  いやあ、今、仮眠室で寝ていたんだけれど、ニュースに間に合わない夢を見たんだ!  

武内絵美
  ええ?  

川島淳
  ああ、びっくりした。汗びっしょりだよ。はっと時計を見たら、ニュースが始まる3分前で、走って走ってスタジオまで行ったんだ。
それで、スタジオのドアを開けようとしたら、チャラララって、ニュースのテーマが始まって、もうへなへなになっちゃって。まだ、心臓がばくばくだよ。
 

松苗慎一郎
  おい、大丈夫か?BSニュースが始まってからと言うもの、しょっちゅうニュースがあるから、みんな神経過敏になっているのかな?  

武内絵美
  実は、私もそういった夢を見た事があります。
仕事をすっぽかした事にすら全く気が付かずに、いつも通り元気にアナウンス部に入ってくると、いきなりデスクが物凄い形相に変わって、怒鳴られるっていう・・・。
その夢がトラウマになって、今でも時々会社に来ると、突然怒られるのではないかと、ビクビクすることがあるんですよ。
 

松苗慎一郎
  武内のは夢だからよかったけれど、実際にそれをやってしまう人がいるんだな、これが・・・。  

武内絵美
  ああ、今朝も松苗さんが、代わりにBSニュースをお読みになったんですよね。お疲れ様でした。  

「お疲れ様です」武内アナと、松苗アナ。

松苗慎一郎
  そう、今日も朝の9時55分のニュースがあるのを忘れた人がいたんだな。10分前に電話がかかってきて、慌てて、僕が放送センターまで走っていったんだけれど、こういう時に限って、なかなかエレベーターが来ないんだよね。これが。  

武内絵美
  で、間に合ったんですか?  

松苗慎一郎
  ぎりぎりセーフ。椅子に座ったら、1分前だったよ。  

川島淳
  でも今朝は松苗さんがいらしてよかったですよね。
それにしても、アナウンサーってみんな時間と戦っているんですね。
 

渡辺宜嗣
  早朝の時って、4時とか、5時にハイヤーの運転手さんが迎えにきてくれるじゃない。
で、時々、寝坊をすると、運転手さんに起こされることがあるんだけれど、そういう時ってすごく慌てるだろう。
いけない・・・早くしなくちゃって。頭は寝ぼけていて朦朧としているし・・・
 

武内絵美
  とるものもとりあえず局に向かう?  

渡辺宜嗣
  そうなんだよ。で、あるときそういうことがあったんだ。
ぐっすり眠り込んでいたとき、ビー、ビーって玄関のブザーが鳴って、もうパニック状態だよね。
そうそう、その時ちょうど、うちのかみさんが実家に帰っていて、家にいなかったんだな。
 

武内絵美
  はい。  

渡辺宜嗣
  「渡辺さん、渡辺さん!」って呼ばれて、「ああ!やっちゃった!いけない寝過ごした!」って思って、「すみません、ちょっと待ってください。今行きます。」ってインターフォン越しに言って、慌てて、服を着て、ものすごい勢いで、玄関に向かったんだ。  

川島淳
  それで?  

渡辺宜嗣
  で、勢いよく、玄関のドアを開けたら、「渡辺さん、郵便ですよ。」って・・・・・・・・その日は土曜日だったんだよ。  

思い出話をする渡辺アナ。

松苗慎一郎
  いやあ、その話、何度聞いても面白いですよね。
結末がわかっているのに面白い!
 

川島淳
  面白いって、他人事のようですけれど、ああ、なんだかわかる気がするな。今、僕は火曜日がやじうまワイドの早朝で、4時には局に入らなくてはならないので、いつかは寝過ごすんじゃないかって、不安に駆られていますよ。  

渡辺宜嗣
  アナウンサーってお休みの日でも、全てを忘れてって言うわけにはいかないんだよね。  

小木逸平
  ああ!何だ!これは?  

松苗慎一郎
  何だよ、急に大声出して。どうした?  

な、なんだこれは!!!

小木逸平
  俺、携帯電話だと思って、こんなものをかばんに入れてきちゃいました。
これ、うちのテレビのリモコンです。やっぱり今朝、寝ぼけていたのかな?全然覚えてないよおおお・・・なんで、こんなものがかばんの中に入っているんだよ・・・。
 
 
ティールームの紹介
  アナウンス部にいると、あちらこちらから色々な声が聞こえてきます。
「今日の仕事は○○だった」とか、「最近○○はイイ!!」など、公共の場に出していいものかどうか一瞬悩んでしまうものもありますが、そんなアナウンス部での井戸端会議をお届けするこの「ティールーム」。
みなさんも、忙しい毎日にちょっと疲れたら立ち寄ってみてください。
 
    
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