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  2000/8/7 30人31脚

これは言わずにはいられませ〜ん!


武内絵美
  今年で5年目を迎える、「30人31脚」。今年も実況は5年間皆勤賞の松井康真アナウンサー。そして、私、武内絵美と野村真季アナウンサーが各地で行われている地区大会でリポートしてきました!!
松井アナウンサーは第1回からずっと実況をしてきていかがでしょう?
 

松井康真
  これはもともとは1996年にテレビ朝日が初めて行った「27時間テレビ」の通し目玉企画だったんです。テレビ朝日系列全局がリアルタイムに参加してのイベントとして大変な盛り上がりを見せました。事前に数ヶ月前から炎のチャレンジャーでも取り上げたので認知度も高かったですね。  

野村真季
  そうそう、私達まだ入社していなくて学生としてテレビで見ていました!  

松井康真
  まあまあ(汗)。それだけ歴史のある大会になってきたということですよね。
当初は「10秒切れたら100万円!」として炎のチャレンジャーで取り上げていたので10秒というのは"夢のまた夢"のタイムだったんですが、知名度も高まり半年以上前から練習するチームも出てくるようになると、"とても高いハードルだが決して越えられないものではない"タイムになってきましたね。
 

武内絵美
  今年の注目校はどこでしょう?  

松井康真
  もちろん各学校にそれぞれドラマがあるので一概には言えないのですが、あえてあげるなら神奈川のカリタス小学校ですかね。
5年前の第1回大会から毎年地区大会に参加しつづけて確実に力をつけて、ついに悲願かなって今年初めて全国大会出場を決めたんですよ。
もともとは女子校のため、当初は女の子だけで毎年参加だったので「女の子だけなのに良く頑張っている」だったのが、練習量とチームワークで全くそれを感じさせなくなりましたからね。
毎年4月、5月から猛練習を始めているそうですよ。理解を示して5年前から教育の一環として取り入れて下さっている学校関係者の方々にも感謝ですよね。
 

野村真季
  確かカリタスは下平アナの母校なんですよね。  

武内絵美
  そうそう、下平さんはカリタス中学校からなんですけれど、ものすごく嬉しくて応援してるっておっしゃってました。他に注目校はどこでしょう?  

松井康真
  ハイレベルなのは沖縄ですね。
去年の代表校だった津嘉山小学校の担当の先生が今年は複数の学校に転校して猛練習し、これに去年次点で代表校に慣れなかった小学校がリベンジに燃えて三つ巴の激突。9秒台を競う決勝でしたからね。
結局代表校は去年次点だった兼城小学校が輝いたのですが、なんと予選で9秒20を出しています。それも記録が出にくい芝のグラウンド出したタイムですから、人工芝になる全国大会はさらに注目ですね。
 

武内絵美
  真季さんは今年で3回目ですよね?
この間でも変化があったんですって?
 

野村真季
  そうだよ!年々タイムがあがってきている!目標も高いしね。
ゴールリポーターでゴールの安全マットの後ろあたりで待機していると、子供たちが飛び込んでくるでしょう。まるで津波なんだよね。凄い速さで押し寄せてくる。
ついついタイムに目が行きがちなんだけど、やはり30人31脚といえば学校の数だけドラマがある。
練習であったり子供たちのやる気、負けん気、先生の熱意、とか。予選からして見ているこちらの涙腺が刺激されるような、数々のシーンがあったよね。
 

武内絵美
  そうなんですよね。皆の純粋な涙を見ていると、こちらまで心が洗われますね。
それに私は皆の肉体的な能力より、精神的な能力の高さに驚きました!!なにせ、本番に強い!!お父さん、お母さん、ライバルが見守る緊張の中30人が足並みを揃えて記録に挑むんですから、メンバーの中の一人でも集中していなかったら、初めの1歩すら進むことが出来ませんよね。
プレッシャーは大きいですよ!それに50mを早い学校で9秒台で走りきるんです!!
私なんて、小学校6年生の時一人で全力疾走しても9秒6でしたから、自分が情けないんだか、皆が凄いんだか複雑な心境です…。
 

野村真季
  おお!武内って見た目より遅いんだ、って変なところで納得しちゃった。
ま、かく言う私も9秒だったからなー。武内と似たり寄ったり(笑)。
 

松井康真
  一応、5年連続ですべての実況を担当しているのでスタートしてからの5mを見たらどのくらいのタイムでゴールするかは見当がつきますね。それこそスタートの練習を見るだけでもかなりわかります。
世の中にはどれだけ練習してもうまくならないというものも多々ありますが、この30人31脚は練習すればするほど確実にタイムがアップするので励みになりますね。まさに「練習はウソをつかない!」ですね。
 

野村真季
  子供たち30人の個性はもちろんだけど、タイムもばらばら。7秒の子もいれば、12秒の子もいる。それでも30人で走ると9秒台だったりするから不思議だよね。
12秒の子にしてみれば、自分では経験できない速度で走るわけじゃない!?相当の練習をしてきているはずだよ。全国を目指す学校の迫力たるや、鬼気迫るものがある。
 

松井康真
  それとお母さんを始めとした家族の皆さんの協力は忘れてはいけません。
早朝や休日の練習サポートから始まり応援にも熱が入りますね。
全国大会も大変な盛り上がりになるでしょうね。
 

野村真季
  いよいよ、11月11日には幕張メッセで全国大会が行われます!!そして12月16日(土)18:58〜20:54で、その様子が放送されますので、是非皆の一生懸命な姿を皆さんも応援してあげて下さい!!  

松井康真
  ここだけの話、当日発表の海外からの特別参加チームが複数あるのですが、いずれも9秒台の記録を持っているとてつもない強力なチームです。
日本VS海外も注目です。
30人31脚のホームページもありますから是非ご覧ください。
http://www.tv-asahi.co.jp/3031/
 
 
ティールームの紹介
  アナウンス部にいると、あちらこちらから色々な声が聞こえてきます。
「今日の仕事は○○だった」とか、「最近○○はイイ!!」など、公共の場に出していいものかどうか一瞬悩んでしまうものもありますが、そんなアナウンス部での井戸端会議をお届けするこの「ティールーム」。
みなさんも、忙しい毎日にちょっと疲れたら立ち寄ってみてください。
 
    
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