Vol.49「感動と思い出・アラカルト、その1」
8/20 Reported By 
富川悠太、武内絵美、田畑祐一、大熊英司

競泳担当 中山貴雄

「アンティグア・バーブーダ」という国を知っていますか?
種子島よりやや大きなカリブの島で、1493年にコロンブスに発見され、その後イギリス領を経て、1981年に独立した国です。

この国から競泳の選手が、1人で大会にやってきました。そんな選手たちがたくさんいました。
世界水泳ではメダルや世界新記録を狙うトップスイマー達だけでなく、世界136の国と地域から約2300人の選手・役員の皆さんが福岡に集いました。

開会式を実況する中山貴雄アナ
 

世界中の水泳を愛する選手達が、世界への水泳のお祭りで自分の目標を持ってチャレンジしました。私は競泳の予選の実況を担当したのですが、予選はまさに世界水泳博覧会。
多種多様な人種・国のスイマー達が自分達の限界を目指して頑張っていました。
その姿を間近にして「彼等からいいものもらっちゃったな」大きな財産になりました。

そうそう、あのシドニーのヒーロー、赤道ギニアのムサンバニ選手も50m自由形に登場して、格好いいフルボディスーツの水着で、自己ベストタイムで泳ぎ切りました。
私に感動をくれた世界中の予選スイマーの皆さん、本当にありがとう!!
 

よかったね。大西選手

大西選手とツーショット

 
石井希和

競泳が始まって7日目にしてやっと、日本競泳女子にとっては待望の個人種目メダル獲得!
日本のキャプテン・大西順子選手が100mバタフライで堂々の3位!

福岡の会場に行かず、東京のスタジオからお伝えしていた私が、唯一取材をしたのが大西順子選手だったので、メダル獲得は本当に嬉しかった!!!。
後半からの壮絶な追い上げにハラハラドキドキしながら、絶対!大西選手はやってくれる!と確信していた私。
それは、取材の時に26歳という年齢で引退も考えたが、もう一度やってみようと決心した彼女の瞳の強さを知っていたから。
「自分の力を信じれば、年齢に関係なくタイムも出ると信じています」というレース後のコメントは、頑張れば、結果は出せるのだ!と勇気づけられます。

大西選手、本当におめでとうございます!今ごろは、大好きなお酒で祝い酒♪かな?
 

福岡での取材は一日だけの角澤照治アナ

 
東京スタジオ担当 角澤照治

ソープと日本選手の頑張りに乗せられ、日々スタジオの松岡氏のテンションが変わっていきました。一日一日は長かったけど、終わってみればあっという間。

スタジオ進行というより応援に夢中で、途中仕事という感覚を失ってました。
すこし反省。

解説の原さんと熱血実況の川島アナ

 
男子水球担当 川島淳

燃えて砕けちった絶叫中継と日本代表。

2003年バルセロナ。次こそぜひ、世界水泳初勝利のおたけびを〜〜〜。
 

解説の原さんと櫻井アナウンサー
 

 
男子水球担当 櫻井健介

入社2年目で世界選手権の実況を経験させていただけたことは、今後のアナウンサー人生において、大きな糧となります。

貴重な経験をありがとうございました。
 

世界水泳の放送スケジュールはこちら
http://www.tv-asahi.co.jp/w-swim/ANB/schedule/schedule_all.html