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競泳初日から軽々と世界新記録を出してしまった怪物、イアン・ソープ。 その30分後、100×4リレーにも出場してオーストラリアに金メダルをもたらし、この大会が彼のためのものであることを証明。 それではそのソープの心の内を少しでも知るために、レース後の記者会見の模様を全部お伝えしましょう。 と言っても、実はソープが登場するまでにさまざまな人が登場したのです。 メディアディレクターが登場し、イアンが、ドーピングコントロールの後、マッサージを受け、その後インタビュールームにやってくる予定であることを報告。 400mでタッチをした直後、電光掲示板を見て、振り返ってにたっと笑った。それは自分ではもっと速く泳げたと思っていたから。 日本でこれほど応援してもらえたのは思っても見なかったことだ。オーストラリアでは応援してもらうのは良くあることだが、外国でこれほど声援を受けるとは考えもしなかったことだ。驚いている。 同じく国のマイケルクリム選手の足首については、本当に残念だが、彼が泳ぐことができたのはとてもうれしいことだ。 フォーフェンバンドの記録も見ながら、彼と対戦するのをとても楽しみにしている。 今日は400を泳いでその後100を泳いだわけだが、正直ほっとしている。しかし、明日は800mがあるので気持ちを切り替えて臨まなければならない。 これまではリレーでは米国が優勢だったが、今回はオーストラリアが優勝した。これは大きな自信になる。しかし、これからはこれをキープしていかなければならない。 今回リレーでアンカーを務めたわけだが、自分の準備状況を考えれば、アンカーを務めるのはこれが最後ではないだろう。 自分自身の世界新記録とオーストラリアのリレーの優勝を比較することはできない。
(イアンのインタビューの前に、リレーチーム、マイケル・クリムの会見があった。) リレーでメダルを取れたのをとてもうれしく思っています。大会の最初でいいスタートです。 シドニーのときもスタートは良かったが、その後尻すぼみになってしまった。 泳いでいるときも痛くて、今も痛い。でも私は足首の痛みを言い訳にせずに力いっぱい泳ぎたい。 今日はアメリカチームに勝ったわけだが、これは心理的に彼らに影響を与えると思う。 シドニー五輪では米国が2日目から盛り返してきたが、今回はこのリレーで失格となってしまった。 イアンが世界新記録で優勝したわけだが、ここ3年ほど急成長している。楽しみだ。 |
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