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8/27 Vol.13
ヒヨコ達の甲子園便り
〜Part3〜河野編

   Reported by 川瀬眞由美

高校野球が終り、ヒヨコ達が元気に甲子園から帰ってきました。

これまで テレビ朝日の局内での研修に明け暮れていたヒヨコ達が、全国から多くの人が集まる場で 放送に直結する仕事をしてきたわけです。
それぞれに大きなやりがいを感じると同時に、今の自分の力量を容赦なく突きつけられる期間だったと思います。

ちょっとだけ オトナの羽も出てきたヒヨコ達。これからも ご声援下さい!

〜河野明子〜

甲子園球場に通いつづけた20日間が終りました。
アルプススタンドの様子を伝える“サンサンリポート”も、二回戦・三回戦と試合が進んでいくと応援席の人達とも顔なじみになり、取材もやりやすくなっていきました。

しかし、何度やってもリポートの難しさは変わりませんでした。
せっかく協力してもらっても、取材の要領が悪くてチームのよい部分を引き出せなかったり、良い情報を得ても、自分の力不足で思うようなリポートができない…などなど毎日悩みは毎日尽きません。日に日に疲労がたまってきて、日差しの中、肝心なところで集中力が続かなかったこともあります。

そんな中でも、確実に蓄積されていくのは、スタンドの人達と一緒に応援したチームが負けてしまい、とてもくやしい気持ちを覚えたり、劇的な勝利をおさめ心から感動したり…という数々のドラマでした。

球児達一人一人の喜び・悲しみを一緒に感じることができるなんて、こんなにすばらしいことはありません。甲子園球場にいる誰もが、そんな貴重な体験をしています。

だからこそ、テレビ画面の向こうの人までもが、少しでもそのドラマを共有できるようにサンサンリポートが大きな大きな意味を持っているのです。

まさに、そういう仕事がしたくて私はアナウンサーを目指しました。
しかし、現場に行き そこの状況を正確に伝えるということは、そうたやすいことではありませんでした。いくら、私にとっては初仕事でも、球児達にとってみれば、これまでの自分を出しきる戦いの場なのです。

一日も早く臨場感あふれるリポートができるように、日々全力投球でしたが、自分への苛立ちと同時に、場の空気を感じるだけで、こんなに胸が躍ることに驚きもしました。
 


 

 
 
    
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