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小木逸平

やっぱり小さいころからアナウンサーになりたいって思ってたんですか?

山崎正

そうだなあ〜、子供のときに、小学校の放送クラブみたいなのに入ってね。

川北桃子

その時から入ってたんですか!?凄〜い!じゃあ、物心ついたときからアナウンサーになりたいと思ってたんですか?

山崎正

そう、野球の放送なんか見てね。当時は野球と相撲しかないわけだよ、楽しみは。子供のころ、うちにはテレビが無かったから、近くに大きな家があって、そこに相撲中継を見に行ったり。あとは電気屋さんに行って小学校を途中で飛び出してきて、3時くらいから電気屋さんの前に立って、相撲を見てるわけ(笑)。それに野球は好きだったから後楽園行ったりして、そこでしゃべったりしていたら、「おお、ボクうまいなー。もっとしゃべれしゃべれ!」って言われていい気になってしゃべってたりして。そんなことやってたの。

吉澤一彦

僕、山崎さんと30年近く一緒に仕事をしてますが、そんな話、今初めて聞きましたよ!

山崎正

まあ、こんな話する機会はなかったからね(笑)。

小木逸平

そのころに、今でも恐ろしいほどの滑舌を持ってらっしゃる山崎さんのしゃべりが生まれたんですか?

山崎正

滑舌とか鼻濁音は小学校の時に合唱をやってたからそのときに先生が教えてくれたね。小学校のときは国語の先生も教えてくれたな。そういう意味で今はかわいそうだよね、20いくつにもなって突然鼻濁音を出しなさいと言われても、なかなか変えられないからね。そのころは小学校の先生が当然のように教えてくれたから、国語の時間に。それでその小学校のときの合唱なんだけれど、全日本学生音楽コンクールで日本一になったんだよ。NHKコンクールで。それでセミプロみたいになってね、ラジオとかNHKとかによく歌いに行ったの。それで将来は放送局に行きたいって思って、大学行って放送研究会に入ってね。

川北桃子

へぇ〜、じゃあずっとアナウンサーになりたいと思って

山崎正

まあ、あの頃は遊ぶものといっても、見るのも楽しいのは野球と相撲くらいだったの。あとはなんにもないんだもん。だから凄く詳しかったよ、相撲に関しても、野球に関しても。全球団の背番号と選手の名前全部憶えて、身長体重全部。

小木逸平

え〜っ!まわりにもそういう子がいっぱいいたんですか?

山崎正

いや僕が特別好きだったのかもしれないね(笑)。

川北桃子

そのころから「相撲の山崎さん」の歴史が全部あるんですね。

山崎正

そうだな〜、小学校のとき相撲をとるんだよね。学校の先生は砂場で相撲とらせる、そうすると、「昨日やってた大鵬のあれかけてみろ」とかさ、それでやると決まるんだよな(笑)

小木逸平

それだけ好きで、実際に放送として仕事でできるとなった時は嬉しいですよね

山崎正

そう、だから今の貴乃花のおじさんの元二子山理事長とか、若乃花、栃錦の時代なんかも、テレビにしがみついて観てたんだね。その人が自分のとなりで解説するんだから、怖くて話なんてできないよね。本当にそのときの若乃花なんて雲の上の人だから。そういう点では嬉しかったね〜。

    
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