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トップ > 聞きたい!トップ > アナウンサーの面接で、面接官は何を見ているの?
 

野村真季
「(藤井)暁さんは最初からアナウンサー志望1本だったんですか?」
藤井暁
「そう。ずっと昔っからアナウンサーになりたかったので、アナウンス専門学校にも行ったよ。あとは大学4年間ずっと
放送局でアルバイトをやっていたこともいい経験だったけどね。」
野村真季
「実際に受かった人の中には放送局でアルバイトしていた方とか、それこそリポーターとして画面に出たことがある人
とかいると思うんですけど、そういうのってやっぱり有利なんですか?」
藤井暁
「よくそんなウワサがこの時期に出るけど、全く関係ないですね。」
石橋幸冶
「え〜と、両刃の剣といいますか、難しいですね。やっていたことがプラスになっている人もいるし、なんか妙に雰囲気だけ身につけてしまって、新鮮さを失っちゃってる人もいるわけで、そういう人の場合は試験の時に逆にマイナスになるケースもありますよね。『私、もうこれだけのことやっています』といった感じで、他の子がまだちょっとオドオドしているのに、妙に落ち着きすぎちゃっている。要するに新鮮味のない子って、やっぱり新人のアナウンサーとしては欲しくないですよね。」
松尾由美子
「よく言われるんですが、テレビ局で働いていたから、目をつけてもらってコネクションで引っ張ってもらえるっていうことはないんですか?」
藤井暁
「まあ、僕が4年間バイトしていたのはTBSだったからね(笑)」
野村真季
「全然、関係ないですね(笑)」
藤井暁
「TBSでアルバイトやっていて、TBSはカメラテストで落とされたんですけど・・・まあ関係ないってことだね(笑)」
松尾由美子
「ないってことですね(笑)」
石橋幸冶
「コネはないですよ。だって採った後が大変ですよ、そんなことしちゃ。ちょっと考えればわかることなんだけど、
必ずこの時期はそんなウワサが出るんだよね。」
藤井暁
「ところで松尾はそれ、何を持ってきたの?」
松尾由美子
「はい。受験のときの思い出の品物を何かということだったので・・・ジャ〜ン!」
これが写真館で撮影したものです
藤井暁
「ポートレート!」
松尾由美子
「エントリーシートで使った写真です!」
野村真季
「お〜!かわいい!(笑)清潔感がありますね」
藤井暁
「これは、アナウンサー受験者に圧倒的に人気の某写真館ですね?」
石橋幸冶
「某有名デパートの」
松尾由美子
「そうなんです。私、色々友達にスナップ写真を撮ってもらったりもしたんですけれども、結局、自分の納得できる
ものっていうのが撮れなくって、それでこの写真館に行ってみて、『後光が射しているからいいや』って(笑)」
これが写真館で撮影したものです
藤井暁
「この中でバストショットはどの写真が採用されたの?」
松尾由美子
「えーとですね、コレですね!」
藤井暁
「ほぉ〜!」
どれどれ〜この写真を使ったのかな? それともこの写真を使ったのかな? 採用写真
野村真季
「きれいですよね〜」
松尾由美子
「もう緊張して、笑顔もひきつってるんです。」
藤井暁
「これって結構、お値段しますよね?」
石橋幸冶
「うん、それなりにするよね。まあ、○○写真館で撮れば合格するとか、必ずそんなウワサがこの時期に流れますよね。そしてどういう写真を出せばいいんですかって聞かれるんだけれど、これは答えようがないですね。自分自身が
納得した写真を出しなさいっていうしかないし。全身と顔写真と両方とも簡単なスナップで撮ってくる人もいるし、両方ともきっちりとした写真館の写真で通る人もいるし、半々で通過してる人もいるから、これが正解ってものがないから難しいですね。」
これが面接の時に着ていた思い出のスーツです
野村真季
「私は、近所の写真館で撮ったんですけど、こういうアナウンサー試験用の写真に慣れてないみたいで、顔写真と全体写真をって言ったら、全体写真は撮れたんですけど、顔写真っていうのは普通バストショットなのに、顔だけなんですよ(笑)。こういうドアップの『12cm×9cm全部自分の顔』みたいな写真を撮られて(笑)でもそれで出しましたけど」
松尾由美子
「一人だけ大きな顔で?(笑)」
野村真季
「すごく大きいの(笑)」
これは入社直後の写真ですので、あくまでもイメージ写真です
石橋幸冶
「美しいものはいくら大きくても耐えられる(笑)」
野村真季
「いえいえ!(笑)でも、そんな写真でもいいんだなあって思いました。」

>>次のページは「受験生へのメッセージ」です。
    
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