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14日(木)に2004年度定期採用エントリーシートの受付が締め切られました。
いよいよ書類審査の後は面接試験ですね。今年入社したばかりの松尾アナウンサーに白羽の矢(?)があたりました。

藤井暁
「では、ちょっと話題を変えまして・・・2人が面接のときに特に注意していたことや、意識していたのはどんなこと?」
松尾由美子
「私はとにかく『元気よく』です。面接官に聞かれることを、正しいか間違っているかは関係なく、とにかく素早く、
元気よく、明るく自分の思っていることを答えるように心がけていましたね。」
藤井暁
「確かに、レスポンスの良さとか明るさ、元気の良さ、若々しさっていうのはみんなに求められているものだからね」
石橋幸冶
「僕もいい成績で受かった人や、それと同じような力を持ちながらも、なかなか受からなくて結局合格できなかった人をたくさん見てきたけど、はっきり言ってそんなに差はないですね。
もう気持ちの持ちようっていうのかな、松尾さんが言っているように僕らが言っていることってそんなに難しいことじゃないんですよ。アナウンサー試験っていうのは自分をさらけ出すしかないんだから。とにかく明るく元気良く、聞かれたことに思った通りに、どんどん答えなさいって。
それでわからないことを聞かれたら、『すみません勉強不足でわかりません』って言えばいいんだからっていう風に言ってるんだけどね・・・その通りに出来る子っていうのは成績がいいんですよ。本当に。」
一同納得!
石橋幸冶
「だから、『自分をより良く見せようなんて思わないで、もう度胸を据えて自分がやってきたことをそのまま出してきて。
だめだったら仕方ないんだから』ということを散々言うわけですよ。それはもう局との相性なんだからって。
『これだけ私が思ったように出来たのに落とされたら、もうその局の方が悪いんだ』と思うくらいの気持ちで行きなさいって・・・それでその通りやると、そういう子がわりと早めに受かったりするんですよ。ところがいい結果が出ないと、『この間、こう言って落とされたんですけど、やっぱりこう言っちゃマズかったんでしょうか』なんてしょっちゅう悩んで、毎回相談に来る子が必ず出てくるんですよ。
面接で聞かれた時に常に考えちゃうんですよね、『こう言われた時にはこう答えたほうがいいのかしら』とか・・・だからいつもビクビクしていてワンテンポ遅い。こういう子がやっぱり受かりにくいですよね。藤井君も面接官をやっていると良くわかるよね。」
藤井暁
「本当にそうですよ、他ならぬ僕自身が20年前にまさに今石橋さんがおっしゃったように、元気さと勢いだけで通ったようなもんだから(笑)・・・。じゃあ野村さんは何を面接のときに意識していた?」
野村真季
「私、とってもアガリ症だったので、日本テレビ、TBSとアガリ倒してダメだったっていうのがあったんです。
それでテレビ朝日の時には、もうここでダメだったらしょうがないっていうある意味のあきらめと、後は自分らしさが少しでも出たらいいなと思って面接での座り方を変えてみたんです。
それまではこうやって足を揃えて斜めにしてきちんと座って姿勢に常に気を使っていたんですが、テレビ朝日の時は結構普通に座ってみたんです。そうすると『あっ、はい、はい』って答えられて自分がリラックスして楽しめた・・・。なんでもないことなんですけどね。」
こんな風だったのが こんな風にしたら楽になりました
石橋幸冶
「じゃあそこで初めて自然体になれたんだね。それって大事なんだよね。」
藤井暁
「なかなかできないですもんね」
一同納得!

>>次のページは「河野アナウンサーからのアドバイス」です。
    
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