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藤井暁
「僕が思うのは、何でもかんでもみんな書いて、それと全く同じことを自己PRで言う人がいるよね。
『だってそれは書いてあるんだから見ればわかるよ』って、内容が重複してる人が結構いるんですよ。
あれは得策ではないね。」
松尾由美子
「そうかぁ」
藤井暁
「書いたこととはまた違うことも面接の自己紹介で言えばいいのに、中にはエントリーシートと一字一句同じことを言う人がいると、もうそれだけなのかなぁ、もう他にこの人は言うこと無いのかなって思って。」
野村真季 松尾由美子
「あ〜」
野村真季
「それはズキンとくる人いるなぁ。なるほど。とても納得しました。」
藤井暁
「だから、言いたいこといっぱいあるんだけれども、なにかこう見る人の興味をかきたててくれる、そそるようなことが書いてあれば、それはそれでこちらも質問できるし、質問されたら待ってましたとばかりにしゃべればいいんであって・・・だから全部書く必要はないね」
松尾由美子
「なるほど」」
石橋幸冶
「まさにその通りで、あえてここまでしか書かないでおいて、それについて面接で質問されたら、『待ってました!』みたいな感覚じゃないですか。全部書いちゃったらこっちの聞くことがなくなるわけで。」
野村真季
「はぁ〜、そうだったのかぁ」
松尾由美子
「やっぱり、エントリーシートの自己PRっていうのは、短い時間で自分を一番表せるものということで、
たぶんみんな本当に一生懸命考えて、練りに練ってできたものを書くと思うんですね。
そこで自己PRしてくださいって面接で言われると、練り上げた一番いいものをと思ってまた同じ話をしてしまうと思うんですよ。」
石橋幸冶
「同じことをしゃべる人が多いから、全く違ったこと、例えば今朝ここへ来る途中こんな光景を見てきましたとか、
そういうことをしゃべる人がいるとものすごく目立つんですよね。
でもなかなかやれる人が少ない、それも自分の言葉できちんとだからね。」
野村真季
「私自身が面接を受けた時にはエントリーシートに書いたことはすごく具体的なことで、それを裏付けるようなエピソードから話を始めたと思うんですよね。それはやり方のひとつだと思ったし、暁さんがさっきおっしゃったことで、納得納得って思ったのは、私の同期で、アナウンサー職じゃないんですけど、エントリーシートに書いたこととまた逆の持ちネタって言い方は変ですけど、それを用意していて、バランスをとりながら進んでいったという子もいたりして。
人それぞれやりかたがあるんだな〜って思ったんですよ」
松尾由美子
「高度ですね、それは。」
一同沈納得・・

>>次のページは「自己PRの丸暗記?」です。
    
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