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(これは2002年11月の記事です、2006年度の採用につきましては別途【http://saiyo.tv-asahi.co.jp/default.asp】で公開します)

藤井暁
「じゃあやっぱり最初は、一番最近の松尾さんの体験談から」
松尾由美子
「体験談ですか、もうホントどこから話せばいいのか・・・、2年前ですよね、
2年前の今頃…ちょうど私たちの代からインターネットでエントリーするというのが始まったんですけど、
11月、同じ時期ですね。『あなたの目指すアナウンサー像』というものを200字くらいで考えて、
それをインターネット上で打ち込まなければ、エントリーシートが取り出せないしくみになっていたんですよ。
まずそれに驚いて、ホントそれを書くだけでも、何日も何日も考えて、はあ〜、あれがいいかな?こう書けばいいかな?と悩んで。」
藤井暁
「どんなこと書いたの?」
松尾由美子
「え〜私はですね、小さいころから教科書など声を出して読むのが好きで、
どうしたら上手くみんなをひきつけることができるかとか、そういうことを考えてアナウンサーを目指そうと思いましたといったようなことを書いて、それで私が目指すアナウンサー像というものを、とても抽象的に、
こう自分の足を使って、現場に行ってリポートできるようなアナウンサーにりたいです。という内容を書きました。」
一同沈黙・・・
松尾由美子
「いかがですかね?(笑)」
藤井暁
「いかがですかねって言われてもね、なんだか話がわかるような、わからないような…(笑)」
石橋幸冶
「確か、教科書を読んでどうのこうのって書いていたよね?」
松尾由美子
「そうなんです」
野村真季
「どういうこと?」
石橋幸冶
「要するに、小学生のときに教科書を読むのが好きだったみたいなことを・・・」
藤井暁
「音読するのが?」
松尾由美子
「音読するのが好きだったんですよ。踏み切りの音のモノマネとかがうまくて先生にほめられたりして」
藤井暁
「へえ〜(汗)」
松尾由美子
「そういうことも思い出にあって、みんなの前でしゃべったり、読み上げたりするのが好きだったんですね。
それで、私はアナウンサーってそういう職業なのかな?アナウンサーはこれに似てるんじゃないかなって思い込んでました。」
藤井暁
「それで、アナウンサーを志した理由とか、エントリーシートに書いた内容は自分で満足する出来だったの?」
松尾由美子
「いや〜、いくら考えても、満足いくものは書けなかったですね」
藤井暁
「うん、今ここで聞いていても、そう思いますもんね(笑)」

あら〜、なんだか最初からおかしな雲行きになっていますが、このあといよいよアナウンサー歴29年、
「アスク」ゼネラルマネージャー歴3年の石橋デスクから実体験を元にアドバイスが続々と出てきます。

>>次のページは「エントリーシートに何を書けばいいの?」です。
    
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