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 入社してからの下積み



吉澤一彦

それはね、僕らの時代っていうのは、入ったばっかりの時って、あまり仕事がなかったんですよ。即、テレビに出るっていうことがあまりなかった。
だから、入社して1年2年3年っていう時期は、とにかく練習ばっかりしてたわけ。たとえばスポーツアナウンサー。今、進藤君は何年目?



進藤潤耶

3年目です。



下平さやか

若い…。



吉澤一彦

3年目っていったら、僕たちのときは例えばスポーツ実況だとしたら、年間に数えるくらいしか喋らせてもらえなかった。チャンスがなかった。
じゃ、何を日々やってるかっていったら、野球場へ行ったら9回ず〜っと喋ってる練習。
選手達に自分達の顔を覚えてもらえるように、午後1時や2時頃にグラウンドへ行ってグラウンド整備のおじさんとか、そういう人たちと話を始めて、それから早出の選手と話して、とにかく野球ベッタリになってたわけ。
だから、そういう面では、自分達は基礎を作り上げたっていうのはあるかもしれないね。



寺崎貴司

うんうん。



吉澤一彦

僕よりも寺崎君の方が、多少はまあ早いオンエアっていうのはあっただろうけど、我々の頃ってのは、ホントにそれこそカバン持ち、使いっパシリするように先輩のカバン持ちだったからね。



寺崎貴司

それはよく聞きますね。僕の時はカバン持ちはなかったけど・・・。



吉澤一彦

僕らの同期っていうのは、モスクワオリンピック独占中継っていう名目があったから男性が5人も入った大量採用の年だったんだよね。だからその新人男性5人が1人の先輩のカバンを持ったりとか、そういう風な時代だったの。みんな暇なんだ。だから、その時に、僕も、ナベ(渡辺アナ)も佐々木(アナ)も、あるいは古館(アナ)も、ある意味では実力を蓄えたっていうのはあるかもしれない。



下平さやか

今はBS(放送)もあるから、進藤君なんて3年目でも目が回るほど忙しいもんね。



寺崎貴司

カバン持たせてるっていう話だもん(笑)。



進藤潤耶

そんなことないですよ〜!。

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