<私以外の皆様>

下平さやか
大下さんはー・・・

大下容子
もうホントぼーっとしてる。

下平さやか
ちがうちがう(笑)。このまえアナウンス部に手紙が届いていて、「大和田獏さんと、大下容子さんのコンビが大好きです。大下さんは特にいつも見てるとホッとします。彼女はテレビ朝日の花だと思います!!(超熱弁)」っていう視聴者の方から!

大下容子
はいはい。下平も「彼女は絶対のびる」って・・・

下平さやか
私もう6年目なのにまだのびてなかった(笑)!?

大下容子
でもやっぱり見てる人は見てるんだよ。

下平さやか
そうなんですね。でも私ホントに大下さんと、獏さんのコンビってホントいいと思ってるんですよね。

大下容子
亀和田さんは?どんな人?

下平さやか
なんかね、亀和田さんは、テレビじゃないときに、冴え渡ってるんですよ(笑)。

大下容子
ハハハハ(爆笑)。どんな話してるの?

下平さやか
なんか、亀和田さんも私もサブカルチャー的なことは割と好きだったりするんですよ。いわゆるメインストリームと違う、スポットがパーッと当たるちょっとそのはしっこみたいな・・・

大下容子
そういういうのが合うと、すごく嬉しいんじゃない?

下平さやか
そうそうそうなんですよ。こんなマンガ誰も知らないだろうな−とかっていうマンガの話をすると、知ってたりして・・・

大下容子
常に、視野はすごい広いんだろうな−。いろんなことをちゃんと踏まえてやってらっしゃるな、と思う。

下平さやか
そうそうそうそう。

大下容子
うんうんうん。獏さんはねー、例えばディレクターとか私達とは全然違った見方をすることが出来るの。やっぱ、それは俳優さんだからかなと思うんだけど、やっぱり、演出っていうことを考える。どうやったらスタジオを面白くできるかとか、もっと動いた方がいいんじゃないかとか、机に縛られないで、こう、身ぶり手ぶりを大事にした方がいいんじゃないかとか、なかなか自分が今まで聞いたことがなかったし、VTRの作り方とか、反省会で何気なく聞いたことがすっごく新鮮だったりして・・・。うーん。斬新だ。

下平さやか
ワイドショーっていうのはイメージが固定されてるけど、実はすっごい色々な要素があって、だからもっと、自分に出来ることがあるんじゃないかと思ったり。

大下容子
じゃあ、こういう仕事で、新たにこういうことをやってみたいなって言うこととかは?こういう所を強化していきたいなとか。

下平さやか
「なんでそうなんですか」とか、「そこはどうなんですか」とか、もっともっと質問することを持てるようにしたいです。的外れじゃない確信に迫る質問をもっとしたいと思っています。

大下容子
私は、視聴者のお昼休みとかになんか、ごろんとして見てるっていう、その心地よさを邪魔しないような番組をと思っているけど・・・あと、自分の理想としては・・・そうねー、なんかこの間ね、アナウンサースクールの人に、「ステレオタイプじゃないワイドスクランブルをみたい」とかって、なんかね、言われたの。ワイドショーはみんな一緒って見られてるのかなと、改めて感じて、あー、じゃどうしたらいいんだろうと思って・・・

下平さやか
あー、むずかしいですよね。

大下容子
難しいなと思ったんだけど・・・私は、暖かい雰囲気、ファミリアスな雰囲気っていうのは、ワイドスクランブルの一番アピールしたい部分だから。みんなね、わいわいと、でも言うときは言う。でもどんな悲惨な事件でも暖かさがにじみ出るっていう・・・感じが出ればいーなーーーー、と、思うんだけどー。それは、難しいんだけどー!。

下平さやか
でも、その暖かさ、「救い」っていうのすごいわかる。

大下容子
そういうの、なったらいーなーと思う。だから、番組が愛されるように、事件とかに左右されないで、「あの番組が、見たい」と思われる番組にしたいなー、と思う。難しいんだけどね。

下平さやか
でも、すごい、家庭に入り込むって言うか、家族の一人みたいに思ってもらえたらいいですよね。その、お茶の間に、そこにテレビ「ぽっ」とついて、一人の人格がそこにいるみたいなふうにとってもらえたらいいですよね。

大下容子
でも、ちょっと、言うときはチクッといえたりとかね。

下平さやか
うっ(笑)。

前のページに戻る トップページに戻る