取材・文:中村裕一 今回のインタビューは前編・後編のお得な2本仕立てです。 インタビューのゲストは国吉伸洋アナと中山貴雄アナ、実況研修を終えたばかりの萩野志保子アナを迎え、「プロ野球討論」マンスリーインタビューを行いました。
チーム名は「CLUB ANA」(笑)。あんまり強そうな名前じゃないんだけど。 去年日本ハムの選手たちと試合したんですけど、引き分けましたよ(笑)。 彼らをして「なかなかやるじゃん」と言わしめたという(笑)。 僕が子供の頃は何より江川投手でしたね。その当時の江川投手は最終回になるとその日一番速いボールを投げるんですよ(笑)。それで3者連続三振に斬ってゲームセットにしたりする(笑)。そこに僕はもうホレて、江川投手を中心に野球を見てました。 中山さんは去年から実況も担当なさってますが、リポーターだけをやっていた頃とはやはり違いますか? 私の場合、父親が大の巨人ファンだったので、子供の頃の夕食時にはいつも怖い思いをしてましたね(笑)。ジャイアンツの勝敗であまりにも父の機嫌が変わるんで悲しかったんですが、逆になんで野球というものは人をそうさせるんだろうとも思っていたんです。そうして勤めるようになってから、父が残してあった昔の「Number」を読むようになって、数々のプレーの裏にある事情やドラマを知ってから野球が好きになったんです。
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