<ノストラダムスではないけれど・・。99年を占うと・・。>

寺崎貴司

悲観的な言い方ですが、この嫌なムードは続くと思いますよ。これまでは私達の予想を超えた事件が沢山起こりましたけど、今後はそれをも超えた事件が起こるんじゃないでしょうか。不安を煽るわけではないんですが、例えば「よし事件だ!現場へ行け!」と言われて現場に向かおうとするんですが、その現場は「おい!何処なんだ!」と行き場所がないような…。

岡田洋子

じゃあ、その時、寺崎さんは何処に行くんですか。

寺崎貴司

さあー、その時こそが我がスーパーモーニングの勝負の時だと思います。
でもね、スタッフの団結力を発揮してあらゆる方法で本質に迫りますよ。そしてどうやって迫れるか、その過程もさらけ出して放送しますから、皆さんの評価を待つしかないかなあ。ハッハッハッ・・。

岡田洋子

恐るべきスーパーモーニング!!
でも本当に、この先何が起こるか、全く分からないですよね。
先日『ザ・スクープ』で、ネット犯罪の特集を放送したのですが、そこで感じ入る事がありました。
パソコンでネットサーフィンなどをしてみると、個人のホーム・ページに沢山の情報が載っていることが解ります。逆にこれは、その情報を使っての犯罪にもつながるわけで、だからこそ私も含めて無防備な自分を自覚して、気をつけたいと思いました。少し前なら心配しなくてよかったことも、いくら心配しても、し過ぎる事のない時代になってきている感じがしますね。


 
今回のインタビューには辻よしなりさん(右手前)も参加。
インタビュー場所はアナウンス部。
設置されたパソコンは4,5台ほど。
入れ替わりアナウンサーの方たちが使用。
必要なとき必要なだけ使用する、

岡田洋子

改めて話をしてみて、私なんか全然経験も勉強も不足だなあと痛感しましたね。寺崎さんの色んなところをくぐっている強さ(酸いも甘いも、魑魅魍魎の世界も)は見習わなければと思います。

寺崎貴司

いやあ、岡田はすごく物事に興味津々なところが前向きっていうか。
それが守りに入った僕との違いかな。(笑)これからもハードな路線でもっとやって欲しいですね。

岡田洋子

寺崎さんはソフトよりハードがお好きなんですね。
私の場合、自分が取材して掴んでこないと話せないタイプなんですよ。
与えられたものを上手く読む能力はあまり無くて。
ですから今出ている『ザ・スクープ』も編集に立合わせてもらってますし、将来的には自分で作ることができたらと思います。
余談ですけど、『ザ・スクープ』は、取材にも編集にも打ち合わせにも、時間をかけることで有名なんです。打ち合わせだけでも一つのネタで10回くらい。報道検証番組という色合いですから、間違いがあってはいけないので当然といえば当然なんですけど…。
『ザ・スクープ』の綿密さには少しばかり自信があります。早く自分の掴んできたネタで、放送してみたいですよね。今考えているものもあるんですけど・・。

寺崎貴司

あ、分かった。医療問題だな。

岡田洋子

いやぁ…まだ内緒です(笑)。

寺崎貴司

僕はやはり『ナイスデイ』や『ルックルック』を見てもやっていない、独自に発掘したネタをやりたいですね。つまり独走スクープ。それを、この私、寺崎がバッチリ取材させてもらうような。
まあ、他局には地団太を踏んでもらいましょう。
でも、発生もの(急な事件、事故)の取材だと、こんな事を言っては何ですがある程度のマニュアルがあるんです。それと次の日には放送しなければならないという時間の制約もあります。実は、これとは逆に、もっと一つのことをいつもとは違った切り口で、深く掘り下げたものにも既に取組んでいるんです。
「現場に急行する寺崎」から「現場に根をおろした寺崎」も今年はお見せしましょう。ご期待ください!


 
寺崎アナ、岡田アナ二人並んでの記念撮影。
充実した内容で、予定された時間はあっという間に。
来年もこの2人のインタビューを実現したいと
誰もがそう思う1時間でした。

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