今月のゲストは「トゥナイト2」で活躍中の小久保知之進アナと、下平さやかアナ。
期待通り、番組のパワーそのままでインタビューは進みました。

<お2人はいわば『トゥナイト』同期入社なんですよね。>

同じ番組を担当しているだけあって、息ぴったりのお二人。ボケとツッコミのタイミングが絶妙。

小久保知之進

そうですね。3年前の10月から一緒に番組に出させていただいてます。

下平さやか

私が入社一年目で小久保さんが二年目の時に。
スタッフルームにも一緒に足を運んで挨拶したんですよね。

小久保知之進

『トゥナイト』って他の番組と違って台本がないんですよ。
ですから最初の頃はディレクターから当日の素材の説明を受けた後も、それを自分の中で推敲しつつ本番時間ギリギリまで、いや本番中でも何をコメントしようか考えてましたね。
お恥ずかしいんですが今でもそれは変わらないんですよ。スタジオでHな風俗リポートが流れている中で一人、難しい顔をしていつも空気を悪くしてるんです(笑)。

下平さやか

小久保さんって、仕事に対する姿勢がすごく真面目なんですよ。
用意されたものだけでなく自分で確かめる、という。
取材に行けばメモを取ることは欠かさないですし、番組で写真集を扱えば本番後に本屋さんへ確認しに行ったりしますし…。見習うべきところはたくさんありますね。

小久保知之進

根本的には“好奇心”だと思うんです。
与えられたネタに対して興味を持てばもっと掘り下げて聞きたくなりますし、またそうすることで画面にもその面白い雰囲気というものが出てくるのではないかと。
その部分が無くなってどこか冷めたりしていると「本気で笑ってないよね」とかいう感じでテレビを見る人には分かってしまうと思うんですよ。

下平さやか

番組はまたスタジオと同様にロケにも台本がないんですよ。
大まかな説明を受けた後は、それこそ自分で起承転結を作るくらいの感じなんです。
ですからコメント一つにしても普段からいろいろなことを考えてないと出てこないですよね。

小久保知之進

なかなかこういう番組ってないんですよね。
ニュースは基本的に原稿をキチンと読む技量が求められますし、バラエティー番組は瞬発力がモノを言うと思うんですよ。その意味では逆に自分のスタイルが出せると思いますけども。

下平さやか

それに18年も続いているムダのない番組なんで、取材等のフォーマットもしっかりしてるし、また取材クルーもすっきりしてるんですよ(笑)。撮影の際には私もバッテリーライトを持って当てたこともありましたね。

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