今月のゲストは「トゥナイト2」で活躍中の小久保知之進アナと、下平さやかアナ。
期待通り、番組のパワーそのままでインタビューは進みました。

<今年を振り返って印象に残るリポートなどを教えて下さい。>

小久保知之進

僕はやっぱり“微乳”ブームですかね(笑)。葉月里緒菜さんの写真集が出た時に、大変失礼かとは思いながらも番組でこの言葉を使わせていただいて、結構それから後の雑誌とかでも“微乳”って言葉を見かけるようになったんですよね。単なる情報の後追いでなく、情報を発信していくというのが『トゥナイト』の魅力だと思うんですよ。その中での一つの盛り上がった出来事として印象深いですね。

下平さやか

私は女子プロレスラーの井上京子さんとタイのオカマちゃんボクサー・パリンヤーくんとの異種格闘技戦。私、小学校の時はクラッシュギャルズが好きで、女子プロレスラーになりたかったほどなんですよ。試合の方は一見“狙った”組み合わせに見えるんですけど、その裏に隠れた“真剣勝負”がとてもカッコよかったです。

小久保知之進

取材に行った僕たちも最初はパリンヤーくん狙いだったところもあったんですが、井上さんにインタビューするうちに彼女のことをキチンと取材しようということになったんです。ま、男と女の勝負ですから男が優位に決まってるじゃないですか。ですから現場では圧倒的に井上不利、という雰囲気があった中、入場から試合後まで彼女に密着取材をしたんですよ。そうしたら後日、井上さんサイドから番組にお礼の言葉があって。それがとても嬉しかったです。

下平さやか

私は今レギュラーでリポートに行ってないんですが、流行ものを追いかけていてもその裏にはさまざまな労力と時間をかけているんだ、ということを感じ取ってもらいたいです。放送される画面以外の部分で私が感じたこと、伝えたいことはいっぱいありますね。

<そのほかには何かありますか?>

下平さやか

よくシーズン前に映画の特集をやるんですが、メジャーな作品だけでなく単館上映のものも取り上げるんですよ。ですからマニアックな映画ファンの方にも楽しんでいただけると思いますし、私自身もそういう映画が好きなんです。今年『オースティン・パワーズ』という映画が上映されたんですが、私の中では今年というより人生で5本の指に入る傑作だったんですよ。でも周りの評価はそうでもなくて…(笑)。その“ズレ”もまた楽しいですけど。

小久保知之進

彼女のその趣味はけっこう意外でしたね。いつもディカプリオとかが好きだとか言うもんだから「僕のキャラクターと違うなぁ」なんて思ってましたけど、『オースティン・パワーズ』なら普段の僕にけっこう近いですよね(笑)。「じゃあオレのこと好きなのかよ」なんて思ったりもして(笑)。

下平さやか

いやいや…。

釣りの話しに熱中する小久保アナと、
それをちゃかしている下平アナ。

小久保知之進

僕は今年の4月、初の海外出張でパラオに行ってGTフィッシィングというものに挑戦しまして。もともと自然が好きで、出来れば『ネイチァリングスペシャル』(※テレ朝の人気ドキュメント番組)に出てみたいほどなんです。で、そこでジグというタイプの釣りをした時になんとものすごいデカい魚がかかって。なんというかもうクレーンで引き込まれるような感じなんですよ。かれこれ全身きばった状態で粘って、さあいよいよだと立ち上がった時に「プチッ」って糸が切れてしまって(笑)。

下平さやか

まさにヘミングウェイの『老人と海』ですよね。

小久保知之進

それでもう帰ってきたら頭は痛いわ、会話していても何も浮かばないわで一ヵ月くらいは調子が悪くて、病院にも行きましたよ(笑)。今は大丈夫ですけど。

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