私が紹介するのはちょうど、まさに今日!
この文章を書いている2時間前に読み終わった本です。
それがこちら。
「タイムスリップ戦国時代」著者:鯨統一郎
なかなか驚きの内容なのです。
SFです。いわゆるタイムスリップ物です。
戦国時代にタイムスリップして歴史を思いのままに塗り替えようとする25世紀の悪の組織“むらさきの光”
それに立ち向かう同じく25世紀の剣豪に、タイムトラベル捜査官たち。
とここまで書けば、ん?SFアクションかな??と思いがちですが、ただのSFアクションではありません。
通常、こういったタイムスリップを題材にしたものは、なんとか歴史を変えないようにと物語が展開していくものです。
しかし、この小説はもうはちゃめちゃ!!
織田信長はカップ麺を食べて戦場に出て行けば、豊臣秀吉はインターネットの掲示板に書き込まれる自身の評判を気にする。徳川家康は珠真保(スマホ)ケータイを手にメールを送ります。
自動車も当然のようにあり、途楽駆(トラック)が戦場を駆け抜けます。
なぜこんなことになったのかと言えば、歴史を変えるため、もしくは守るために、悪者も正義の味方もみんなで現代技術を使いまくるから。
もう本当になんでもありです。
深く考えることはありません。
ただただ楽しく読める一冊だと私は思います。
実はこの本はタイムスリップシリーズの5作目。
他にも
「タイムスリップ森鴎外」
「タイムスリップ釈迦如来」
「タイムスリップ水戸黄門」
などなどのシリーズが刊行されています。
この秋はたっぷり笑って、ちょっとカタルシスも感じながら、シリーズ全巻読破を目論んでいます!
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