川瀬眞由美アナウンサー |
|
|
桜といえば、アークヒルズの坂道がオススメです。
花の下をそぞろ歩くだけでなく、
歩道橋に上ればピンクの雲海のような桜並木!
夜は、ライトアップされた妖しい美しさ。
ご存知の方も多いと思いますが、
ここはテレビ朝日の本社があった場所。
1986年に植えられた苗木は、
25年たって立派な並木になりました。
週一度、ナレーションの録音をしに行くのですが、
タイミングがずれるとちょっとザンネン。
仕事を始めた頃の自分を思い出させてくれる桜並木です。
|
|
|
アークヒルズの桜並木は圧倒される美しさがあります!
テレビ朝日に内定した時、車でアークヒルズまで来て、
桜並木を車の窓から見ながら
坂道を何度か往復したのを覚えています。
桜の華々しさと、希望溢れる未来を重ねながら、
羨望の眼差しで桜を見ました。
一年後の入社式は、六本木ヒルズの新社屋で行われ、
アークヒルズの桜に迎えられることはありませんでしたが、
桜を見ると、その初心が蘇ります。
六本木ヒルズの毛利庭園の桜もオススメですよ!
小松靖アナウンサー |
|
|
東京は街のあちこちに桜の木があり、
そう苦労せずともお花見を楽しめます。
でも、だからこそ、自分だけの「スペシャル桜」が大切。
そこでおススメしたいのが私の母校、
国際基督教大学(ICU)です。
東京三鷹市に位置するICUキャンパスには、
武蔵野原生林の面影を色濃く残す自然が広がります。
大学入り口から構内へと続く600メートルのエントランスロードに、
桜の木は植えられています。
106本の木々が桜のトンネルを作ります
大学創立に携わった人が後援者に呼びかけ植樹したという桜は、
毎年この時期たくさんの人が見物に訪れます。
週末ともなれば学生はもちろん、近隣住民もいらっしゃいます。
この春入学された秋篠宮家の長女眞子さまもきっと、
ピンク色のトンネルをくぐり、
夢ふくらむ大学生活に胸を躍らせたのではないでしょうか?
入社13年目。
かくいう私は自分を見失いそうになると、
なぜか母校を訪ねたくなります。
地方から上京した当時と同じ花を毎年咲かせるICUの桜を見ると、
忘れそうになっている何かを思い出させてくれる。
そんな感覚でしょうか。
ありがたいです。
新宿御苑にてたたずむ
こちらはおまけ。
社会人になってからはICUから電車で20分あまり。
新宿御苑の桜も大好きです。桜の種類が多いんですね。
写真は5年前に訪れた際のもの。
まだ顔に厳しさが足りませんね(笑)。
うーむ、精進精進。
みなさんの「スペシャル桜」、いつまでも大切にして下さい。 |
|
|
「スペシャル桜」なんて、素敵な響き!
うーん、自分のスペシャル桜はどこかなぁ。
記憶を遡ってみると、私の記憶にある最初の桜鑑賞は、
ワシントンDCの桜でした。
ポトマック河畔沿いに一斉に咲き乱れるその姿は圧巻です。
明治の終わりに、
当時の東京市長がタフト大統領夫人に贈ったものだそうで、
日米友好の象徴ともされています。
桜祭りも行われるほどアメリカでは大人気で、
その時期のワシントンDCは大盛り上がりとなります。
アメリカ人が桜を愛でている姿をみて、
日本人として誇らしく思ったことが懐かしいです。
桜に切なさを覚えるのは、ぱっと咲いて、さっと散る
そのはかなさ故。
特に散り際は、枝の隅々まで桜の花でいっぱいになり、
私もその命の輝きに見入ってしまいます。
遠くから見ると、薄ピンクの綿菓子のようなのもまた愛らしく、
強い風が吹くと、
「花が散っちゃうから待って!」という気持ちと、
「花びらの舞う姿が見たい」という思いが交差して、
複雑な思いになります。
スーパーモーニングでは毎年、鳥越さんが音頭を取って、
お花見に行きます。
今年もいつものメンバーで行ってまいりました。
桜を見ながらのランチは本当に贅沢で、とっても幸せでした。
|