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6月4日 怪談レストラン最終回によせて

怪談レストラン最終回によせて


去年の秋からスタートした
アニメ「怪談レストラン」ですが
次回が最終回となりました。

「怪談レストラン」の中では唯一!?と
いっていいほど、霊などほとんど気にせず
いまどきの女の子らしく、おてんばで、
かなり能天気な小和田マリちゃんの役を
担当させていただきました!

マリちゃんはどことなく
私と似ているところもあり、とても愛着が湧いてしまう
憎めないキャラクター。

一度は霊にのりうつられたことも…。
その時「のりうつられたことがないんですが、
どんな風に話せばいいですかねぇ?」と
周りの皆さんに相談してみると、
皆さんが口をそろえて
「ボク(私)だってないよ!(笑)」と…。

そうですよね、確かに…。
イメージして表現するって難しい!!

また先日放送した回では
自分をいじめたクラスメートを呪うために
わら人形まで持ち出しているマリちゃんがいました。
「誰か具体的な人物を浮かべると
もうちょっとリアルな感じになるかも…」
って、呪っちゃダメですから〜!(笑)と
一同大爆笑でした。

声優というお仕事をさせていただいてから
アニメを見る目がすっかり変わりました。
小さなころからずっと私たちのそばにいてくれた
アニメーションという世界は、
奥深くて、夢を与える素晴らしい仕事だなぁ!と感じました。

そしていつもいつも「課題ばかり!」と言い続けたまま
最後を迎えてしまうことになりました。
う〜悔しい!

共演していた声優の皆さんには
本当にお世話になりっぱなしで、
まずは
声優業界の特殊な用語を知ることからのスタートでした。

話し方も、たくさんありまして…

口が動いているのが見える感じでおしゃべりするとき。
画面の中にはいるけど、背中を向けているとき。
画面にも映っていないけれど、会話はしているとき。
回想シーンなどで心の中での言葉。

など、いろいろあるんですよ。
声優の皆さんは、
全部雰囲気を変えて話していらっしゃいましたが、
私はそこまで余裕もなく
スピードをあわせるだけでもやっと…というのが
正直なところでした…。

収録を何度も途中で中断させてしまう私を
決して怒らず、いつも皆さんで暖かく支えてくださいました。
いつも皆さんが取り囲むようにしてアドバイスをくださいました。
本当に感謝してもしきれないくらいの
「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。

先日の放送を見ても
「あ〜!もっとこうすればよかった!」
「こうしていたはずなのに、思いのほか棒読みになっていた!」
と悔しい思いばかり。

最終回の収録はすでに終わっていますが、
今は
「大変!難しい!…でもすっごく楽しかった!」
という思いです。

収録の合間には、
お互い自分の知っている怪談を話しては
盛り上がりました。

同じような話でも、
育った場所や世代で少しずつ違う怪談。
まさに、そこが
怪談の魅力であり、幅広い世代の方に
愛される要素だと思います。

ここでひとまず
声優の皆さんとはお別れ。

またいつか、
ご一緒出来たらいいなぁと思いますし
そのときは
もう一歩成長したマリちゃんでいたいなぁと
思っております。

本当にとても貴重な経験でした。
どうもありがとうございました!

「怪談レストラン」は火曜日、よる7時放送です。
最後までお楽しみください。
http://www.tv-asahi.co.jp/kaidan/
(写真は声優の皆さんと一緒に撮っていただきました!)

 
 
    
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