とにかくまずは冷静になること。 この言葉は、いつも聞いていてわかっているつもりでしたが、 実際に着衣水泳を始めた途端、それが如何に難しいことなのかがわかりました。 プールだとわかっていても、 頭がパニックを起こしてしまい、とにかく慌ててしまうのです。 また今回体験をしていて本当に驚いたのは、 昔わたしが教わった着衣水泳は方法が見直されているということでした。 わたしは、とにかく出来るだけ早く、 まとっているものを脱ぎ、泳ぐということを教わりました。 ところが今は違うんです。 状況によって、その判断はさまざまですが、 まず基本は服や靴は脱ごうとせず、とにかく浮くこと。 これってわたしが習っていたこととまったく逆なんです。 本当に驚きました!だからこれを書こうという気になったくらい驚いたんです。 水温が冷たければ、服を脱がないほうが体温を保てます。 靴は物にもよりますが浮くことがあります。 リュックを背負っていたから助かったというケースも実際にありましたよね。 服を脱ごうと動けば動くほど、体力を消耗します。 …というわけで、浮くことが最初のステップ。 そして浮く方法にもいろいろあり、 ・ 体をTの字型にしてみる
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