ＨＳＳ取材日記�B

毎週日曜日　朝10時からお送りしている
「報道ステーションＳＵＮＤＡＹ」。
ご覧になってくださっている皆さま、ありがとうございます。

これは取材日記の第３弾。
ずいぶん前のことで恐縮なのですが…書かせてください！

ある日は…静岡県清水港に巨大な船が停泊中…。
この日の取材は、「ちきゅう」という船に潜入しました。

ちきゅうとは、深海を掘削する船。
巨大地震や津波はどのように発生するのか？
地下にはどんな生物が存在するのか？
地球内部はどんな動きをして変化しているのか？
そんな様々な調査が出来るのです。

今回は日本の貴重な資源になるかもしれない！？
「メタンハイドレート」を海から採取する実験に出るといいます。

ちきゅうの大きな特徴は、この青い大きなやぐらのような箇所。
このやぐらで、地底深くまで掘り進めるためのドリルなどを
真っ直ぐに立てるのです。
海面から、やぐらのてっぺんまでは、１３０メートル。
だいたい霞ヶ関ビルと同じくらいと話していましたよ。
ちきゅうの異様な存在感は、まるで海に浮かぶ要塞です。

大いなる希望や夢を乗せて…ちきゅうは現在、渥美半島沖で
調査を続けているところです。

ちなみに、この日見た富士山はすばらしい迫力でした。
しかも雲がかかって珍しい風景…。
カメラマンさんたちも携帯で写真を撮っていました。

そして…ある日は商標問題で
市長自らも積極的な活動をしているという
三重県松阪市へ。

松阪といえば松阪牛のお膝元。
イメージカット撮影をした後のすき焼きを
スタッフさんと一緒にいただいてしまいました。

寒いところの取材が多かったこの冬のご褒美取材でしょうか★
お肉がとろけそうなやわらかさで美味しかったです。
ごちそうさまでした。

実は、松阪は国学者で有名な本居宣長の生誕の地でもあり、
「檸檬」を書いたことでも有名な梶井基次郎の小説
「城のある町にて」の舞台でもあるんだとか…。

ちなみに、松阪城の跡が公園になっているのですが、
そこで見つけた顔があるトイレ。
もみあげがあるツッパリ！！
意を決して「ナニコレ珍百景」に投稿してみたところ、見事落選…。
ご丁寧にごめんなさいというご連絡までいただきました。
大好きな番組なので、一度投稿してみたかっただけです…
私、ちっとも気にしてません（涙）
いつか登録けってーいしてもらいたいです。諦めません！



そして、つい先日。
防災シェルターなるものを取材してきました！

ノアの箱舟から名前をとったという、
その名も「ノア」というシェルター。

黄色くて、真ん丸くて、とても親近感の持てるデザイン。
家庭用に作られたシェルターで、今大人気なのだとか…。

強化プラスチックで出来ていて、大地震や津波から
身を守ることが出来る！ということで
実際に海の上に浮いて、その安全性を試してみました。

このプラスチックは光を通してくれるので
シェルターの中は思っていたより明るいんです！

引っ張られているの図…
カメラマンが撮っていてくれました。
この中に、矢島が入っております。

水が入ってこないことはもちろんのこと、
音が思った以上に小さくなることで恐怖感も減りました。
空気穴もありますし、小さな窓もあります。
何かあったときは、ここに入ればまず安心…。

とっさに遠くに逃げることが難しいお年寄りや
小さなお子さんがいらっしゃるお宅に人気なのだそうです。

報道ステーションSUNDAYは
毎週日曜日あさ10時からスタートです！

ぜひごらんください！！