師走も半ばを過ぎ、にわかに慌しくなってきましたが、
皆様いかがおすごしでしょう？

あっという間に年が明けてしまいそうですが、
２０１１年が終わる前に、
先日の嬉しい出来事をご報告させていただきます（恥ずかしながら）。

実は。
先日の「第１０回ANNアナウンサー賞」で、
「ナレーション部門」の優秀賞をいただきました♪
（ANNアナウンサー賞とは・・・という方はコチラをご覧ください。）

『報道発　ドキュメンタリ宣言』（残念ながら放送は今年9月で終了）という番組の、
今年8月の終戦記念日近くに放送された「本当にあった戦争絵本」の回で、
評価をいただきました。
戦争孤児となった男性が、幼少期の記憶を元に、自分のルーツを辿るとともに、
戦時中に疎開保育園でお世話になった先生の消息を辿る・・・、という内容です。

とても切なくも温かみのある作品で、
ナレーション録りの際も、涙をぐっとこらえて読む・・・、という感じでした。
それがまさか、賞をいただけるとは。
驚きましたが、一生懸命取り組んだ仕事を評価していただけるのは、とても嬉しいですネ。
ただただ、この素敵な作品に、感謝するばかりです。

ドキュメンタリーのナレーションは、大好きな仕事のひとつです。
作り手の思いが詰まった作品。
その思いがそのまま、すっと自然に、見ている人の耳に届くように。
一音一音、音の上げ下げや、間のとり方、語尾にまで神経を行き届かせて。
目の前の映像をしっかりと捉え、
『心』と『耳』をフル稼動させて（もちろん声も！）取り組むあの感じが、
とても好きです。

まだまだ技術的に未熟な部分も多々ありますが、
逆にいうと、まだ、伸びしろがあるということで（笑）。
今回の受賞を励みに、
今後もさらに技術を磨いていこう！と心に誓った、年の瀬2011であります。

というわけで、
サヨナラ、2011！！
そして、2012年が素敵な年になりますように♪