大好きなものをおなかいっぱい食べたとき。
子供の寝顔をみたとき。
男女問わず、好きな人に会えたとき。
小動物など、愛くるしいものをみたとき。

思わず顔が緩む、ほっとする瞬間って、いろいろありますが・・・、
最近ワタシが癒されるのは、
友人のイラストレーター、Mさんが描いた絵。

彼女の作品もさることながら、
作者である彼女本人が、ホンワカとしてカワイイ。
（ワタシより年上なんですけどね。）
それでいて飄々としていて。
ネコのような気ままな佇まいに、ちょっとあこがれます。

彼女とは、よく子連れで遊びますが、
一緒にいると、時の流れがずいぶんゆっくり、ゆったりと感じられます。

子育てして仕事して、という日々は、
楽しくも結構なハイペースで、慌しく過ぎていきます。
そのペースに違和感すら覚えない日々、とでも言いましょうか。

でも。
時々、彼女と会って話をすると、
自分の少し急いでしまっているペースが、おのずと緩んでくるような。

彼女がこどものためにつくった、
「ひらがな練習帳」。

「あ、そうそう。これ作ったの。よかったら使って〜。」と、
A3サイズに印刷された、分厚くて重い「れんしゅうちょう」を、
何気なく、大げさな説明もなく（笑）、
何かのついでのように、バッグからすすっ、と差し出す。

同じく育児をしている身だからわかります。
育児をしながら、数々の絵を描く時間を捻出するのは、
簡単なことではない、ということ。

それなのに、それなのに！
その力の抜け具合ときたら。。。
「せかせか」「ガツガツ」といったせわしい音とは無縁のひと。
やっぱりちょっと、あこがれます。

Mさんのフワフワ、ホンワカなやわらかい空気が、
我が家にも、ワタシにも、フワフワと漂うといいな。
そんな思いで、彼女の絵を飾って、眺めています。