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9月18日 女子アナ試写室「パンダフルライフ」を見てきました!

みなさま、お元気ですか?
夏の暑さもようやく和らいで、
吹く風に少しずつ、秋が感じられるようになりましたね。

今回は、「女子アナ試写室」に掲載した、「パンダフルライフ」のレビューです。
夏の疲れを癒したい・・・という方!
パンダワールドのユルユル感に、ココロがフニャっとほぐれること請け合いです♪

そうそう。この映画を見た後、愛知の実家に帰ると、
偶然にも、姉がカワイイ姪っ子のために、
なんと、非常に斬新なケーキを「おとりよせ」していました。


驚きの金太郎飴状態のパンダ。

ちなみに目・鼻は濃厚なチョコレート、黒い耳は備長炭パウダー入りスポンジ、
黒い輪郭は、これまた備長炭を練りこんだクレープでできているそうです。

・・・備長炭、いい仕事してますね。
のっぺりとしたパンダの不気味な目力に、
若干、食べるのがためらわれましたが・・・。
2歳の娘は大喜び!モリモリ食べておりましたよ☆

では、レビューをおたのしみくださいませ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

パンダ。

白と黒の二色使いが心憎い、ふしぎ動物。
老若男女問わず、動物界でダントツの人気を誇る。
今や、お菓子やキャラクターグッズはもちろん、
大人のファッションブランドまでもがパンダをモチーフとして取り上げるほど。

そう。パンダは世の人々の心をグッと捉えて離さない、永遠のアイドルなのだ。
そのパンダの生活ぶり・魅力を余すところ無く記録した映画がコレ!

舞台は中国四川省・成都パンダ繁殖研究基地と、
日本の和歌山アドベンチャーワールド。

映画では、二つの場所に生息するパンダたちを一年かけて追い続けている。

日本の和歌山で産まれ、母親と別れて中国に帰国し、
新たな環境で成長していく双子のリュウヒン・シュウヒン。

四川の研究基地の、育ち盛りの4頭「おとぼけカルテット」。
一生懸命出産と子育てに励むやさしいお母さん。
「パンダ幼稚園」で気ままに育つ、
コロコロモコモコ、ぬいぐるみのような愛らしい赤ちゃんパンダたち。

さまざまな境遇にあるパンダたちが描かれているのだが、
映画を見ているうちに、不思議なことに、パンダであるはずの彼らが、
次第に人間っぽく見えてきてしまうのである。

たとえば、どっちりと床に座って笹を抱えて黙々と食べている姿は、
一升瓶を抱えて黙々と飲酒に耽るオッサンを彷彿とさせる。
(お菓子をダラダラ食べ続けるオバチャン風でもある。)

赤ちゃんパンダたちがヨタヨタと無邪気にじゃれあう姿は、
ん?どこかで見たことがあるような・・・・、
そうだ、2歳になる我が家の娘に激似!
歩くのが上手な子もいれば、まだうまく歩けない子もいて・・・、
人間の保育園で見る光景と同じだ。愛くるしい!

実に、見れば見るほど人間っぽい。
「ホラ、よく出来た着ぐるみでしょう?中に人間が入ってるんですよ、フフフ。」
と言われたら、「やっぱりね!」とウッカリ納得してしまいそうなほど。

彼らはもちろんビジュアルもカワイイが(目つきは実はコワイけど)、
そのしぐさがあまりにも人間らしくて、感情移入せずにいられない。
怖いぐらいに人間じみているから、
人々は親近感にも似た思いでパンダを愛してしまうのかもしれない。
しかも、彼らは同じような姿カタチをしていながら、
それぞれに強烈なキャラを持っている。

そこがまたまた魅力的なのだ。
奥深き生き物、パンダ。>
さらに、この映画のパンダたちについのめりこんでしまう大きな要素が、
菅野美穂さんのナレーション。

菅野さんのかわいらしく温かみのある声、
そして時折声色を変えてつぶやく「パンダの心の声」がこれまた、
見る者のパンダ擬人化を増進させる。

見終わってパンダにますます心奪われた私。
パンダ好きの方は、更にパンダ愛が深まること請け合い!

そうでもない、という方も、
映画を見終わるころには
猛烈なパンダ愛が芽生えていること間違いナシの作品です♪

恐るべし、パンダの世界。
はああ、パンダLOVE!パンダ万歳!!

♪作品データ♪
『パンダフルライフ』
監督/: 毛利 匡
ナレーション/: 菅野 美穂
配給: 松竹/2008/日本
※8月30日(土)より 新宿ピカデリー ほかにて全国公開中
『パンダフルライフ』公式サイト
http://www.pandaful.jp/
   
 
 
    
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