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クリスマス、ですね。
会社からの帰り道、ひんやりとする空気が妙に心地よく、
電車に乗らず表参道まで歩くことがよくあります。
表参道は、今。
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こんな情景を見ると、
歩いて20分よりも、はるか遠くに旅したような、気持ちになります。
今年は表参道90周年。
去年11年ぶりに復活した表参道のイルミネーションが、
今年はさらに表情豊かになり、往時を思わせます。 |
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バブル全盛時代、私はまだ子どもでしたが、
「表参道のクリスマスイルミネーション」はひとつの象徴だったような。
高級ホテルやシャンパン、
ボディコンシャスなスーツにワンレングスの長い髪。
真っ赤な車に、ピンクの口紅。
大人になったらそんな未来が待っているのかな?と漠然とした思いでいたけれど、
除き見ることさえ叶わず、結局泡と消えたこの時代。
表参道のイルミネーションを見ると、
この景色と私自身は何のリンクもしていないのだけれど、
オトナになりきれずもがいていた時代が呼び覚まされ、
ほろ苦さを遠くから見やる甘美さ、といいましょうか。
そうそう、
当時、表参道の歩道橋は、
イルミネーションを見る人でぎゅうぎゅうだったはず。
私も上からこの景色を見てみたいと、歩道橋まで歩いていくと… |
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通行禁止、でした。
さて。
今年は家でもツリーを出して、あれやこれや飾りつけしています。
さらにリースもほしくなり…リース作りに行ってきました!
お花屋さんでの、クリスマスリース作り。
(以前に「ハロウィーンの飾りつけ」でもご紹介しましたが、
センスがよく優しいお花屋さんなので、初心者でも安心なのです^^)
始めに、土台にフレッシュのもみを飾り付けていきます。 |
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↓
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グルーガンという接着剤を使いながらの作業は、
アレンジメントというよりは工作のよう! |
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もみをぐるりと一周。 |
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グリーンだけではなく、少し色の薄いものも入れ込んで、
私なりに立体感を出してみました。
沢山の飾りがある中で、自分で配置や色を考えて置いていきます |
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お花屋さんで作っていると、ナチュラルアロマに包まれて、
なんとも心地よいのです。 |
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そして出来たのが、こちら! |
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家の玄関に飾りつけ、
家を出るとき、帰るとき、リースが目に入るとなかなかに気分がいいのです。
慌しさの中で流れて行ってしまう一日ではなく、
昨日とも一昨日とも違う一日を慈しむ・・・
今の私には、
煌(きら)びやかな"特別な"一日より、
そんな両手にすっぽりとおさまるシアワセが、ちょうどいい。
幸せの光が、そこここに降り注ぎますように。
皆さんも、どうぞ素敵なクリスマスを! |
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