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7月29日 夏だ!水族館だ!


子どもと、休日にどんな風に過ごそうか・・・
週末が近くなるたび、思いを巡らせます。

上野動物園でゴリラを見せたい。
プールで水遊びをさせたい。
代々木公園の芝生で遊ぶのもいい・・・
そのどれもNO!となったのは、外気は35度を軽やかに越えてしまったから。

涼しさ優先!ということで、先日のお休みに水族館に行ってきました。

我が家の2歳は、「イルカ見る〜!」とテンション高め。
イルカショーの前の列に陣取り、ビニール袋をかぶってスタンバイ。
目の前の大きな水槽には、気持ちよさそうに泳ぐイルカたち。

ショーが始まると、イルカたちは飛び上がったり、回ったり、人を乗せたり。
大人の私でも、ワー!キャー!と歓声を上げるほど、充実したショーです。
「さーこれからイルカたちが、じゃんじゃん水をかけますよー!
皆さんご注意くださいね〜」
というイルカショーのお姉さんの甲高い声が響きわたると、
イルカたちが大きく飛び跳ね、ザッバーン!と大量の水が客席を濡らします。

すぐ隣の親子がずぶ濡れになるのを見てひやひやしつつも、
このドキドキも含めて楽しいのです。
連れてきてよかった。いい思い出になるわ・・・と傍らを見やると、
表情をなくし、微動だにしない我が子が。

ショーが終わると泣き出しました。

「イルカ、こわーーーい」
絵本で見るのは可愛くとも、本物はコワイようです。

気を取り直して水族館の中を歩くと、
ペンギンやサメ、エイなど図鑑でお馴染みの顔ぶれが。



水槽にかぶりつき

優雅に泳ぐエイに、自分の“エイのお財布”を
「いっちょね、いっちょね!エイちゃん、いっちょね!」と懸命に訴える姿に、
ジン、ときました。


エイちゃん…しゅき。

エイのお財布。お出かけの友です

連れてきてよかった、と思う瞬間は
親が思うタイミングではなかったりするけれど、
娘にとって楽しい時間だったようです。

家に帰ってから、イルカのおもちゃを引っ張り出し、遊んでいます。



口元のボールを引っ張ると、バタバタと尾ヒレを動かします

バタバタバタバタ・・・・
イルカの尾ヒレの音(でも、おもちゃ)が大きく響き、
その音に誘われるように、イルカショーの様子が蘇ってきます。

皆さんも、よい夏を。



娘が、『おかあたんを撮る』と言って撮ってくれました
   
 
    
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