ときどき、泳ぐ。
クロールを何本も、何本も。ただやみ雲に。 運動不足の体はすぐに悲鳴をあげる。 それでも、前へ前へと手を伸ばし、足を動かす。 すると、見えてくる。 普段、自分の体がいかに100%で動いていないということが。 動かせるのに、動かしていない部分。 かつて動いていたのに、忘れ去られた部分。 いまだに、眠りつづけている部分。
2003年は、ひとかきごとに目覚めていきたい。