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7月18日 一人歩きする番組

6月22日の難民映画祭NHKふれあいホールにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
「そしてボールは空に舞う 金メダリストの難民支援」の上映は無事終了いたしました。

当日はそぼ降る雨にも関わらず、老若男女、難民やバレーボール等に関心のある皆さんが集まってくださいました。バレーボール・モントリオール会の白井貴子さん、金坂克子さん、矢野広美さんの五輪金メダリスト、テレビ朝日で一緒に働く仲間、私の高校時代の友人、さらには早稲田大学ボランティアセンターの学生で難民キャンプに行った4人も勢ぞろいしてくれました。そうそう、昨年の夏、一緒に奥穂高岳に登ったFRCCの癌体験者の皆さんと橋本しをり先生の姿も会場にあり、本当に嬉しかったです。

自分の作った作品が映画上映されると言う気持ちはちょっと妙なものですね。テレビ画面とは異なる大きなスクリーンに映し出されると、「ああこう編集するんじゃなかった…」などと悔いが次から次へと出てきます。欲は尽きないものだとあきれるほどです。

作品というものは不思議なもので、いつの間にか一人歩きをしだすもののようです。
今度は京都で7月27日に開かれる国際学会で上映されることになりました。
以下ご案内です。興味のある方は是非ご参加ください。北京五輪を控え、オリンピックのことをじっくり考える機会になるかもしれません。




 日 時 2008年7月27日(日) 13:30-15:30(受付は13:00)
 会 場 京都大学 百周年時計台記念館ホール
 参加費 無料
              (ただし、同時通訳聴取器を使用される場合は500円をいただきます )


これからの豊かなスポーツのあり方を研究する「国際スポーツ社会学会世界会議」が、京都大学で開催され(7月26日から29日まで)、世界40カ国から約300人近い研究者が集まります。
そのメイン・シンポジウムを一般公開します。
テーマはオリンピック・イヤーにちなんで「オリンピックは私たちに何をもたらしたか?」です。
今年8月に中国の首都・北京で開催されるオリンピックは、日本、韓国に続く、アジアで3番目の大会となります。日本や韓国の前例からも明らかなように、オリンピックを契機として、国民生活はマスメディアを通して世界的に注目されるため、歴史的なターニングポイントになるのです。
このシンポジウムでは、そんなオリンピックの意義と影響力について、また、変貌する東アジアの社会とスポーツについて、日本、韓国、中国、そしてアメリカの視点から、世界的に活躍する研究者に語ってもらいます。
どなたでも参加できますので、関心のある方はぜひお越しください。

コーディネーター:杉本厚夫(京都教育大学)
パネラー:1.アメリカ:William W. Kelly(イェール大学)
       「東アジアにおけるオリンピック─グローバリズムの試練─」
      2.日本:清水 諭(筑波大学)
       「1964東京オリンピック─沖縄と東京における聖火リレー─」
      3.韓国:Gwang Ok(忠北大学校)
       「1988ソウルオリンピック─グローバル化する韓国の触媒─」
      4.中国:Xin Xu(コーネル大学)
       「2008北京オリンピック─夢と現実の間に─」
問合せ先:京都大学文学部社会学研究室 松居和子
TEL:075-753-2758 E-mail: matsui@socio.kyoto-u.ac.jp
 
   
 
    
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