オリンピックに個人で参加する事なんてできたっけ?とお思いの方も多いでしょう。
それが、できるのです。もっとも誰もができるというわけではありませんが・・・
まだ正式な独立国として承認を得ておらず、現在国連暫定統治下の東チモールですが、国際オリンピック委員会はこのたび、この国の選手に「個人資格による五輪参加」を認めました。この方法は1992年のバルセロナオリンピックでも用いられた特別措置です。
バルセロナの時には、IOP ユーゴ マケドニア選手としての参加記録が残っています。IOPというのはインディビジュアル・オリンピック・パーティシパントの略でオリンピック個人参加者という意味です。
今回東チモールの選手たちは、IOA インディビジュアル・オリンピック・アスリートという呼称で参加し、開会式などには五輪旗をかかげて入場する事になります。
今のところ数人が参加予定です。ボクシングや女子マラソンの選手が含まれているそうです。
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