- 154cm
- 宮崎県
- 宮崎西高校→
慶応義塾大学総合政策学部 - 2002年4月1日
- 獅子座

まるでパイプオルガンが生きているようでした。
パイプ1本1本が「ジョイフル♪ジョイフル♪」喜んでいるような。

第九の楽譜。いつか歌えるようになりたいな、と思うのです。
『題名のない音楽会』放送2500回を祝う放送が続いています。
先週の放送は『祝典の音楽会』と題して、
ベートーベンの『第九』の世界観をプロジェクションマッピングで表現し、
約150人の演奏に合わせて、サントリーホールのパイプオルガンに投影。
大変な迫力でした!
2500回というと、週に1回ですから年間50回程度の放送として…52年間も続いてきたことに。
考えれば考えるほど、おなかが痛くなってきます…。
歴代この番組に関わっていらした方々の存在は大きいです。
番組スタッフがすごいのは、
歴史の重みを彼らが一番感じているはずなのに、新しい発想を取り入れるのを怖がらないんです。
柔軟であり、果敢であり、
クラシックを、番組を、アップデートしていこうとしているのを感じます。
先ほどご紹介した最先端のプロジェクションマッピングとクラシックを融合させよう!という試みもそうですよね。
私なんて、小さいころピアノの練習が嫌いでどうやってレッスンから逃げようかとばかり考えていましたし、
音楽との関わりで何か絞り出すとしたら、ただ鼻歌が好き、程度の普通の人なわけですが、
たまたまアシスタントとしてこの場にいて、
ありがたいことに『2500回』というタイミングに立ち会えていて、幻のようにすら感じます。
クラシック音楽…?とっつきにくい…と思っている方に、
初代司会者の黛敏郎さんの本に、とても心強いことが書いてありました。

「あなたは音楽がきらいですか?
退屈ですか?難しいですか?…
もしあなたがそう思っているなら、あなたはこの番組を見る資格があります。」
番組がこれからどう進化していくのか、ご期待ください。
次回2月26日(日)あさ9時〜は、『歴史を彩る音楽会』。
クラシック界の未来を担う若きスター奏者が集結!
なんとも楽しそうで生き生きとした皆さんの姿をぜひご覧ください。
よい1週間を♪