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12月9日 題名のない音楽会21 『久保田アナの題名日記』

ガラ・コンサート(1) 巨匠からのレッスン
--------→  ガラ・コンサート(2) クラシック・ヴィルトゥオーゾ対決!
(2007/12/9放送)
♪♪

皆さん、こんにちは!
先日のガラ・コンサート特別編
「巨匠からのレッスン」いかがでしたか?
一流の演奏家は、一流の指導者でもありました。


大西さん、鈴木さんはとても貴重なレッスンを
体験できたようで、満足そうな表情をされていました。
将来にどう生かされるのか、楽しみです^^


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


さて、次回は・・・
皆さんお待たせしました!
スペシャルゲストの演奏を心ゆくまでお楽しみ頂きましょう!!
題して「クラシック ヴィルトゥオーゾ対決」!!!

…ちなみに私は、この言葉を始めて聞きました。
“ヴィルトゥオーゾ”…!?


【ヴィルトゥオーゾとは・・・】
卓越した演奏技術を誇り、難曲を高い完成度で演奏できる能力を持つ、
超一流の演奏家。



なんだか凄いですね。。。
しかしこの言葉も、今回のゲストの皆さんの演奏を
聴いて頂ければ、理屈抜きで納得して頂けるはずです!

まずは、この方たち!
ロシアを代表する世界的オーケストラ
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団の皆さん!


その演奏は正に“ヴィルトゥオーゾ”!
オーケストラの高い演奏技術もさることながら、
今回のレッスンでもわかるように、
指揮者のシモノフさんの音楽に対する拘り、そして情熱が
よりいっそうオーケストラの皆さんの実力を引き出し、
強い信頼関係が迫力満点の演奏から感じられました。
CMでおなじみのあの曲も演奏して下さいます^^

そして豪華なソリストの皆さん。
ヴァイオリニストのサーシャ・ロジェストヴェンスキーさんは
シモノフさん一押しのヴァイオリニスト!


お父様は日本でも“ロジェヴェン”という愛称で親しまれていた
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーさん。
「もの静かなので、ちょっとシャイな方なのかな?」
と感じましたが、演奏時は迫力満点!
弦がほどけるほど、情熱的な演奏を披露して頂きました!
早いパッセージの弾きこなす様子に思わず「お見事!!」

次に紹介するのはイギリスからのゲスト。
チェリストのジュリアン・ロイド・ウェバーさん!

 

ん?ロイド・ウェバー?どこかで聞いたことが・・・
と思ったあなた!
そうです。
ミュージカル「キャッツ」などの作曲で知られる
“アンドリュー・ロイド・ウェバー”さんの弟さん!
驚きですよね!!!
ジュリアンさんはチェロが小さく見えてしまうほど背が大きく、
演奏も迫力満点!
最初は「怖そうな人なのかな?」と感じたのですが、
笑い顔がとても可愛いチャーミングな方でした。
とても目が印象的で、吸い込まれそうな青い瞳も魅力的!
今回演奏していただく曲は
チェロのテクニックが全て網羅されている
と言っても過言ではない難曲。
最初はゆったりろうろうと、そしてチャーミングに。
次第に盛り上がると細かいパッセージとなり、
その細かいパッセージがオーケストラのフルートの
これまた細かいパッセージと交じり合います。
「おそれいりました!!」と唸ってしまう名演でした。

そして!この方も昨年に続いてのご出演。
今回のレッスンも素晴らしかった、
アジアが誇る世界の歌姫!“スミ・ジョー”さん!!


昨年も放送で拝見したのですが、
スミ・ジョーさんの歌声にはとても驚きました。
あの小さな体のどこから、このような声が出るのかと!
今回、目の前で歌声を聞き、感動のあまり、
歌えるはずもないのに、ご本人と同じように、
口を開けたまま見入ってしまいました。
しかも、歌っていただいた作品がとても貴重なもの。
それは何故かというと、答えは簡単!
歌える人がいないほど、難しい曲だから・・・
つまり、今、スミ・ジョーさん以外に歌える人が
ほとんどいないといわれている難曲なのです。
2本のフルートとともに、軽やかに転がる歌声。
それはまるで3本のフルートが
デュエットしているような錯覚をしてしまうほどの妙技!
カラヤンが「神様の贈り物」と呼んだその声は
正に正真正銘のヴィルトゥオーゾ!でした。

どうです、皆さん?
早く見たくなってしまいますよね?
私はこの場にいることができてとっても幸せでした^^
「題名のない音楽会21」からの年に一度のプレゼント、
是非、ご覧下さい!!!

 
「題名のない音楽会21」のホームページのアドレスは下記の通りです。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/

 

 
 
  
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