今年もこの季節がやってきました♪
秋になるとがぜん注目を浴びるのが「さんま」
「さんま」といえば、落語「目黒のさんま」が有名ですよね。
目黒駅の周辺では毎年、2つのさんま祭りが開催されます。
地元の商店街が主になって行われる「目黒のさんま祭り」と
目黒区や教育委員会が主催する「目黒のSUNまつり」です。
去年初めて「目黒のさんま祭り」の取材に行って、その勢いに圧倒されたばかりでしたが、今年はもうひとつの「目黒のSUNまつり」に足を運んできました。
この祭りでは、目黒区と友好都市協定を結んでいる宮城県気仙沼市からさんまを提供されています。
去年の震災では、祭りが開催できるか危ぶまれたそうですが、なんとか開催にこぎつけました。
震災直後に目黒区からはボランティアが派遣され、食料や暖房器具、義援金なども送られたということで、気仙沼市としては、より感謝の気持ちを込めてこの祭りに臨むようになったということです。
まず会場近くに着いて驚くのが、目黒川の橋の上を通ってまだまだ続く長〜い行列。
そして、遠くからでも漂ってくるさんまを焼く煙!
これは大変な光景だぁ・・・
ようやくさんまを焼く会場までたどり着いた人に話を聞いてみると、皆さん3時間ほど待ってようやくここまで来ました、とのこと。
それなら家で100円のさんまを買ってきて焼いたほうがいいや、なんて思ってしまいそうですが…、それでも年に1回振る舞われるこのさんまを食べるのが楽しみなんだとおっしゃっていました。
長い網の上にズラリと並んださんま。
気仙沼からも80人ほどのボランティアスタッフが来ていて、お客さんと向かい合いながら、手際よく焼きあげていきます。
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