今回の「題名のない音楽会」は、血湧き肉踊る音楽の決定版！
レスピーギの「ローマの祭」を中心に、吹奏楽の魅力をたっぷりお届け！
ゲストには、イタリア料理のシェフ、マリオ・フリットリさんをお迎えします。

格好良くて素敵なマリオさんいわく、「やっぱりイタリア人はみんなお祭が大好きなんだよ！」。
イタリアの作曲家レスピーギによる「ローマの祭」では新旧4つの祭を描いています。
今回取り上げるふたつは、
古代ローマ帝国時代にネロが円形劇場で行った、捕らえたキリスト教徒を猛獣と戦わせるという残酷な祭「チルチェンセス」と、
そして、クリスマスシーズンの終わりを告げる「主顕祭」、こちらは近代の楽しい祭。

古代の円形劇場での緊迫した戦い、一方はローマの活気ある街を行きかう酔っ払いたち…そんな状況を思い浮かべながら聞き比べると面白いはず！

特に「主顕祭」では、祭に盛り上がる街の様子を描写した箇所がたくさんあります。
「千鳥足の酔っ払いが、よ〜ろよろ、でも上機嫌で通っていく…」
チューバの音が面白い！
「懐かしい手回しオルガンの音が聞こえてくる…」
オペラシティのパイプオルガンで表現されます！
「物売りの、少しやかましいくらいの声…」
さぁこれは何の楽器がどう表現するでしょうか？

吹奏楽の何がいいって、聞いていて自然と体が動き出してしまうほど、熱いエネルギーを持っていること！
佐渡さんの熱い指揮、シエナ・ウインド・オーケストラの皆さんの表情豊かな演奏も、そのパワーに思わず踊りだしたくなるほど！

そして吹奏楽のかっこよさが詰まった曲、C.T.スミスの「華麗なる舞曲」も！
この曲もまた、リズムもメロディもとにかく格好良い！

思いを、吹き込んで、そのまま空気が伝わってくる。
吹奏楽の魅力のとりこになっちゃいますよ♪

「題名のない音楽会」
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/
毎週（日）午前9:00〜9:30
★BS朝日
毎週（土）午後6:30〜7：00
毎週（日）午後11:00〜11:30　※再放送

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